- 名前
- ぱすかる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- 中身は40代。 気が弱く臆病だが、ココロは獰猛。
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パンとおにぎりだけの女性看護師は全員、キケン
2016年06月17日 09:08
一人暮らしを始めて1年経過した男性警察官も鉄不足でうつ状態
症例:20代前半、男性、警察官
主訴:頭が回らずミスが多い、不眠、希死念慮
H27.4、大学卒業後警察官となり一人暮らしを始めた
H28.2頃から仕事のミスが目立つようになった
H28.4、仕事のミスが続き落ち込む、色々悩み不眠を生じ、早朝覚醒あり
H28.5、希死念慮が出現、上司に相談後、実家で休養を取ることになった
H28.6、当院受診
不眠、抑うつ気分、思考制止、希死念慮を認める
一人暮らしの時は糖質ばかり食べていたと言う
ジェイゾロフトなどいつものセットを処方
一ヶ月の休養の診断書を書いた
高タンパク/低糖質食を指導
BUN11.7、RBC544、Hgb16.1、MCV84.7↓、フェリチン38↓
1週後再診
しっかり眠れるようになり、気持ちも落ち着いた
毎日、卵、肉、魚を食べていると言う
フェルム、プロマックD、マグミットを追加処方
診断は「貧血を伴わない鉄不足」
BUNも男性にしたら低すぎる、15は欲しい
糖質過剰でタンパク不足の食事を続けていたのが原因
男性は女性より鉄不足に耐性が低い
男性のフェリチン50以下は女性のフェリチン10以下に相当する
しかし、女性と違い男性は鉄剤投与で短期間で急速にフェリチンは上昇する
2-3ヶ月で完治するはず
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以下、再掲
一人暮らしを始めた若者の食事がヤバい
大学進学や就職で一人暮らしを始めた人は知らず知らずのうちに糖質過多になります
一人暮らしの人の食事の特徴は、
1)食品の多様性がなく単品ばかりになりがち、
2)常温で長期に保存できる糖質ばかりになってしまう
初診時に食事内容について尋ねると
ほぼ全員糖質過多、タンパク不足となっています
コンビニで買ったパンだけ、おむすびだけの食事
麺好きの人は毎日麺ばかりの人も多い
有名なラーメン店の人は
糖尿病になって早死にする人が多いです
スポーツドリンク、ポテトチップスばかりの人もいて驚きます
統合失調症は
一人暮らし後の糖質過多によって発症する人がとても多い
女性は鉄タンパク不足になりうつ、
パニックとなる人もとても多い
近くの総合病院の若い女性看護師は
ほぼ全員深刻な鉄タンパク不足となり受診されます
夜勤の時の食事は判で押したようにパンだけ、
もしくはおむすびだけです
”太るから”と動物性脂肪を避けている人も多い
一人暮らしを始める前に親がきちんと栄養の重要性を教えておくことが必要です
しかし、
現在の一般的な栄養学では
“多品種をバランスよく食べましょう”
と言うのみ
栄養士の話を聞いても
全く焦点ぼけで何を言いたいのかさっぱりわからない
糖質を減らして動物性タンパク、
動物性脂肪を毎日しっかり摂取すること
をきちんと教える必要があります
by藤川徳美
このデジログへのコメント
これ、すごくよくわかります。
食生活の乱れは、精神状態の乱れを起こす。
美奈もナース1年目に経験済み。
きちんとした食生活にしたら、治りましたもの。
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