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ヒトは、なぜ、癌になるのか?

2016年06月26日 08:00

ヒトは、なぜ、癌になるのか?

~なぜヒトは、癌になるのか?~
糖質摂取が、がんを呼ぶ!
痩せの大食い肥満があなたを癌に導く!)

そこのあなたは、大丈夫か?

既に私の記事では、
数多くの癌に関する記事を
書いているから、
今日のテーマについても
書きつくしているが、
新規閲覧の方も増えていますので、
改めて書かせて頂きます。

前回、説明したが、
人間は、
糖質ゼロの哺乳類に進化した
生物である。

糖質ゼロの食に対して
我々人間の臓器は、
生体メカニズムは、
どのように進化したのか?

それは、

肝臓腎臓における
持続的な
ブドウ糖の合成(糖新生)により
血液中に必要な
僅かな血糖量(4g程度のブドウ糖
の獲得である。

さらに、
その「糖新生」による
ブドウ糖過剰供給高血糖
を防止する為に
インスリン基礎分泌」が
膵臓ランゲルハンス島β細胞により
行われ、

空腹時の
高血糖」を防止し、
過剰な量のブドウ糖は、
インスリン」に取り込まれ
中性脂肪に変換され、
その中性脂肪
「β酸化」によるエネルギー産生に
利用して、
理想的な完全無欠の
効率のよい
エネルギーリサイクルシステムが、

ブドウ糖
インスリン
脂質の三者の間で
行われている。

しかし、現代人は、
今からおおよそ
1万2千年ほど前から
小麦を栽培し始め、
糖質を日常的に
摂取するようになり、
糖質ゼロの理想食を
あろうことか、
放棄したのである。

しかし、
その代償は、
あまりに大きかった。

これが、
我々人類の心身の疾患の
パンドラの箱を開け、
人類は苦難の道を歩むことになる。

糖質食の摂取は、
体内にブドウ糖を溢れさせ、
そのブドウ糖は、
追加インスリンの分泌を促し、
それらによって、
我々の生体に、
様々な悪しき
病状を引き起こすことになるのである。
(交感神経の亢進→解糖系の亢進)

そのひとつが
癌であり、
糖尿病であり、
動脈硬化他、
様々な疾患の
一番の原因になっていったのである。

繰り返す。

ヒトにおいて、
糖質は、
決して摂取しては、
いけないもので、
ブドウ糖は、
肝臓腎臓の糖新生
体内合成で、
賄うべきものなのである。」

癌細胞は、
体内に蔓延する
過剰な
ブドウ糖
臓器の上皮細胞の解糖系を用い
大量に代謝
乳酸プロトン(H+)等の疲労物質
変換し当該臓器を
不調(慢性炎症)に導き、
当該細胞を
無秩序かつ異常分裂させる
スーパー細胞なのであるである。

有り余る体内の過剰な
ブドウ糖を始末する為に
育まれる糖代謝の為の
スーパー細胞が
がん細胞なのである。

糖質三昧で、
あなたの体内に
そのブドウ糖代謝の為の
スーパー細胞(癌)を
育むことは、
皮肉な言い方だが、
そう難しいことでは
ないのである。

<癌の機序>

~パターンA~
(高糖質タイプ やせた人のがん)
※棒グラフでは左端の人

糖質摂取」
 ⇒血糖値上昇
  ⇒追加インスリン分泌だが、不足気味
   ⇒高血糖の持続
    ⇒臓器の上皮細胞の解糖系で
     ブドウ糖高血糖)を処理する
     (上皮細胞に乳酸プロトン(H+)疲労物質蓄積)
     ⇒臓器の慢性炎症(癌促進因子)
     ⇒臓器の上皮細胞の解糖系における
      中長期に渡るブドウ糖代謝継続
⇒過剰な糖代謝継続の結果
⇒解糖作用の規模を上皮細胞は、
 大幅にスケールアップする
⇒嫌気的解糖作用の亢進
⇒癌発症
ブドウ糖代謝スーパー細胞の誕生)

~パターンB~
(高糖質+高インスリン タイプ 肥満傾向の人のがん)
※棒グラフでは右端の人
※この手の人も、
 インスリン分泌が脆弱になると、
 パターンAに移行する

糖質摂取
 ⇒血糖値上昇
  ⇒追加インスリン
   ⇒ブドウ糖中性脂肪肥満
   ⇒追加インスリンの分泌は、
    結果的に交感神経を亢進させ、
    臓器の上皮細胞の解糖系を亢進させる。
    ⇒臓器の上皮細胞の解糖系で
     ブドウ糖高血糖)を処理する
     (上皮細胞に乳酸プロトン(H+)疲労物質蓄積)
     ⇒臓器の慢性炎症(癌促進因子)
     ⇒臓器の上皮細胞の解糖系における
      中長期に渡るブドウ糖代謝継続
⇒過剰な糖代謝継続の結果
⇒解糖作用の規模を上皮細胞は、
大幅にスケールアップする
⇒嫌気的解糖作用の亢進
⇒癌発症

<補足>

パターンA、Bに共通して言えるのは、
臓器の上皮細胞には、
ブドウ糖の運び屋である
グルコーストランスポーター(GLUT1)」が
控えており、
高血糖時には、
周囲の血流から、
ブドウ糖があれば、
積極的に
ブドウ糖を取り込み
臓器の上皮細胞内の解糖系で
ブドウ糖をすばやく処理する。
(癌が芽生え始める)

このGLUT1の
活動は、
自律神経の交感神経に左右されないし、
追加インスリンの分泌にも左右されない
自律的な作用である。

したがって、
高血糖の時間が長ければ長いほど、
臓器の上皮細胞において
解糖系がブドウ糖代謝を行い、
24時間稼働していることになる。
(じわじわ、臓器が慢性炎症を引き起こし
 癌を育成していることになる)

~まとめ~

1.棒グラフを参照にして欲しい、
 痩せの大食いの男性が一番癌になりやすく
 癌死のリスクが高い。
 ※心当たりのある人は要注意である
 ※早急に糖質制限を開始すべきである

2.肥満に関しては女性の方が、
 癌の発症のリスク
 癌死のリスクが高い

3.男も女も痩せの糖質大食いの人に
 癌が多く発症し、
 癌死が多いというのは、
 客観的事実(データ)として
 真摯に受け止めるべきである。

 私の周囲に痩せているからといって、
 糖質を鱈腹食べている人が多いが、
 そう言う人に限って、
 人のアドバイスをまったく聞こうとしない。

 そんなこと、注意しようものなら
 「医者でもないおまえに何がわかる」と
 言って、
 逆に攻撃を仕掛けてくるので、
 最近は放置しているが・・

4.結局は、インスリン分泌が脆弱な人で、
 過剰に糖質を摂取する人は、
 体内でブドウ糖蔓延し、
 それを始末する為に、
 臓器の上皮細胞の解糖系を利用して
 ブドウ糖を始末する方向に
 シフトするので、
 臓器の上皮細胞における
 癌の発症のリスクが高くなるという
 私の仮説が皮肉にも
 このグラフで証明されたことになる。

5.あまりデータに振り回される必要はないが、
 とにかく、
 新井先生の言う
「低糖質、低インスリン」を
 心掛ければ、
 癌などになるわけが
 ないのである。

※この興味深いグラフは、
 FBFのミサコさんに
 ご紹介頂いたものです。
 ミサコさん、
 ありがとうございます。

by 荻原敦

このデジログへのコメント

  • mina.n 2016年06月26日 19:44

    とても良い勉強になりました。
    いつもありがとうございます。
    美奈も気をつけないとな…

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