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書籍紹介:会話がつながる!話がはずむ!後出し会話術
2016年01月07日 22:32
今日の紹介は、内藤誼人氏の著書です。
■会話がつながる!話がはずむ!後出し会話術
■内藤誼人(著)
「後出しじゃんけん」は許されないが、会話は後出ししたほうがいいのです。
そもそも、世のほとんどの人は話を聞くより、話すほうが楽しいと感じています。
らば、先に話をさせて、そこに対応していくという形式のほうが、コミュニケーションは円滑になります。
心理学の数々の実験の事例を挙げながら、解説していますので、非常に楽しく読み進めることができると思います。
それでは特に参考になった話を紹介していきます。
●人に何かを相談されたときには、安易に「答え」などいわないほうがいい。
その答えを、相手は気に入ってくれるかどうかは、予想がつかないからである。
仮に、相手の気に入らない答えなどを言ってしまうと、その人との関係までまずくなってしまう恐れがある。
人は基本的に、自分の悩みを話したいだけ。
アドバイスや答えなど、これっぽっちも求めていないのである。
だから、こちらはただ相手の話に耳を傾けてあげるだけでよい。
それ以上のことはしなくてもよい、というか、しないほうがいい。
たとえば、上司とうまくいっていないという人の話を聞かされた時には、ただ「わかるよ」というだけにとどめておこう。
(P45~46引用)
ただ、これがビジネスの相談であるときは、解決策を出してあげないといけない場合がある。
その場合は、「どうしたらいいと思っている?」と聞いてみるといいでしょう。
その答えに即してアドバイスをすればいいのです。
●相手の感情は、こちらにはわからないのだから、自分の感情を基準にして物事に断を下すのはよくない。
相手の感情を否定するなど、特にしてはならないことである。
たとえ自分自身が「失恋しても全然気にしないタイプ」だっとしても、相手もそうとはかぎらない。
自分にとっては蚊に刺されたようにしか感じなくとも、相手に取っては世界の破滅ぐらいの意味があるかもしれないのだから。
ユタ州立大学のケネス・アルソップによると、わしたちは、自分で体験したことでなければ、うまく相手の感情に共感できないのだそうである。
相手の感情に対し、細やかな気配りができないのは、自分がそういう体験をしていないので、いまいち共感できないからだ。
したがって、相手の感情に関する話を聞かされたときには、たとえ共感できなくともいいので、少なくとも否定したり、否認したりするのだけはやめよう。
例えば、食べ物の好き嫌いは人それぞれ。
ある人にとっては、世界で一番おいしい食べ物でも、他の人にとってはそうではないかもしれない。
だが、自分の感情を基準にして、しかも自分の意見を押しつけようとするのは間違いである。
「私は、毎朝、納豆でしてね。納豆を食べないと元気が出ないんですよ」
「えっ、納豆!あんな臭いのは、人間の食べ物じゃない。私はごめんですね」
こう切り返されて、ムッとしない人はいない。
相手の感情や好き嫌いにかかわる部分においては、共感できなくとも、共感しているような素振りくらいは見せてあげてもいいのではないだろうか。
(P58~59引用)
相手は自分と全く違う考え方をしているかもしれない。
そこを意識して、否定はしないほうがいい。
「確かに」「そうですね」などの肯定ワードをひと言付け加え、相手に合わせることも重要です。
距離は縮まります。
●相手の発言を、そのまま「反射」する
後出し会話術では、相手の話していることを、そのまま「反射」するのが基本的なやり方である。
「この前、内藤誼人先生のセミナーに参加してね」
「おっ、内藤先生のセミナーにね」
「心理学のお話が面白かったよ」
「へえ、どんな風に面白かったの?」
このよう、相手の口にしたセリフを部分的に使いながら、鏡に映ったセリフを繰り返すように会話をしていく技術が「反射」である。
ただ一口に「反射」といっても、反射にはいくつかのバリエーションがある。
慣れないうちは、ただ相手のセリフのうち、一番重要な部分を”オウム返し”していけばいいのです。
その一番重要な部分とは、どこか?
例)次のような発言に対しては、どの部分に反射するのがよいのかを考えてみよう。
「明日、商談があってさ。今からドキドキだよ」
1.「明日かあ」
2.「商談かあ」
3.「今からドキドキしてるのかあ」
この例での正解は、3番である。
たいていの会話において、もっとも相手が理解してほしいのは、「自分の感情」である。
私たちは、自分の気持ちに共感してもらいたいのだ。
そのため、反射をするのであれば、「事実」や「内容」に関しての部分でなく、なるべく相手のホンネや感情が漏れ出てきている部分に関して、すなわち「感情」に関して反射をするのがベストな戦略になってくる。
●後出しジャンケンで会話をしていると、相手はみなさんと、もっと、もっと話をしたいと思うようになるであろう。
なぜなら、あなたと話していると、ものすごく気分がいいからである。
しかし、実は、相手がそう思ってくれているときこそが、まさにお暇すべきタイミングなのだということを知っておかなければならない。
「せっかく盛り上がっているんだから、そのまま話したほうがいいのでは?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれないが、そうではない。
何事も「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」で、楽しいときにこそ、「おっ、思わず時間が過ぎてしまいました。それではそろそろ……」と腰を上げたほうがいいのである。
どんなにおいしい料理でも、食べすぎると、どうなるか。
「おいしいけれど、もういらない」という気持ちになるに決まっている。
会話もそうで、「楽しい」と感じているうちにお暇するほうが、相手に心地よい余韻を残すことができる。
去り極の美しさを感じさせることもできる。
だから、会話が盛り上がっているところで、お暇すべきなのである。
●自然の多い場所で会おう
米国のパデュー大学のロバート・バロンは、マイナスイオンの濃度をいろいろ変えた部屋で、濃度が高い部屋で会わせたときのほうが、「好き」という感情を増幅させる効果があるこっとを突き止めた。
たとえば、何の変哲もない場所で人に会ったとき、他者からの好意がだいたい100点満点でいうと、40点くらいになる人がいるとしよう。
ところがそんな彼でも、もしマイナスイオンの豊富な場所であったとしたら、相手に感じさせる行為は増幅され、70点、あるいは80点と高い得点をつけてもらえる可能性が出てくるのである。
マイナスイオンには、素晴らしい効果があるのだ。
人に会うのなら、縁のない、殺風景なカフェよりは観葉植物がたくさん置いてあるカフェがおススメだ。
食事をするときも、できればたくさんの緑が置かれた場所のほうが、話は弾むものと思われる。
このデジログへのコメント
考えてみると、私は無意識のうちに後出し会話をしていることが多いように思います。
確かにその方が相手を満足させることができますね。
もちろん、ケースバイケースで、場合によるけれど。
koujiさん:そうですよね。何事もそのときの状況で変わると思います(^^)
これね
( ̄▽ ̄;)
僕も話したい度合いがハンパ無いので
わかっていても聞き手に回るのが苦手なんです
( ̄▽ ̄;)
SYUZO-さん:つい、話しすぎてしまうのかな?
克己さん:うまく人の話を引き出せる人になりたいものです。
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