- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
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- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「パンズ・ラビリンス」レビュー☆
2015年09月09日 00:25
イバナ・バケロ主演他。ありのままの現実は、生きるにはつらすぎた。しかし、絶望はやがて金色の光に変わる―。恐怖政治が国を覆っていたスペインの暗黒時代に、少女オフェリア(イバナ・バケロ)は生を受けた。優しかった父が死に、身重の母親と二人で直面する現実は目を覆うようなことばかり。新しい父親はまさに独裁のシンボルのような恐ろしい大尉。生まれてくる自分の息子にしか興味を示さず、オフェリアの生きる世界は閉ざされていた。そんなとき、彼女が見つけたのはうす暗い森の中の秘密の入り口。妖精の化身である虫たちに導かれて、迷宮の世界への冒険が始まる・・・。1944年のスペイン内戦下を舞台に現実と迷宮の狭間で3つの試練を乗り越える少女の成長を描く鬼才ギレルモ・デル・トロ監督によるダーク・ファンタジー。
8/10点!!完全に大人向けですね。怖過ぎ、そして試練過酷過ぎ(>_<)一応ファンタジーとあったので、迷宮に行ってからストーリーが進むのかと思っていましたが、現実の隙間の縫いながら行ったり来たりのハラハラするお話でした。迷宮の番人パン(ダグ・ジョーンズ)も、悪魔にも似た容貌で、信用出来るかわからない感じなので、進むも地獄退くも地獄みたいな感じで。主人公のオフェリアは、扉が開けば迷わず飛び込む事の出来る、まさしく冒険ファンタジーにふさわしい少女で、大人になったらこうはいかないよなぁと思いました。そうこうしているうちに色んなチャンスを逃しちゃうんでしょうけど(;_;)チャンスが巡ってきたら、進む勇気と決断力の大切さを思い出させてくれる作品です。ギレルモ監督の作品って、装飾の美しい完璧な絵本の世界なんですけど、もう少し意外性があれば、もっと面白いのになと思います。2007年公開。
このデジログへのコメント
同感です(^○^)
> はらぺこさん
でも、オフェリアの幻想だって感想が多いですね。そしたらすごい悲しい結末になっちゃう。どちらともとれるラストが悲しくて良いです。
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