- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「武士の献立」レビュー☆
2015年09月11日 01:10
上戸彩主演他。優れた味覚と料理の腕を持つが、気の強さが仇となって1年で離縁された春(上戸彩)は、ひょんなことから加賀藩の料理方である舟木伝内(西田敏行)に料理の腕を見込まれ「息子の嫁に」と懇願される。伝内のたっての願いで、息子・安信(高良健吾)のもとへ嫁ぐことを決意した春。舟木家は代々藩に仕える包丁侍の家。しかし、夫となる跡取り息子の安信は料理が大の苦手で、4つも年下! 春は、姑の満(余貴美子)の力も借りながら、必死に夫の料理指南を始めるが・・・。料理上手の"出戻り娘"が嫁いだのは、"でき損ないの包丁侍"ふたりは本当の夫婦になれるのか?江戸時代。“刀"ではなく“包丁"で、藩に仕えた武家。“料理"で動乱を乗り越えた、実在の家族の物語。
7/10点!!タイトルからほんわかしたお料理映画だと思っていましたが、日本人の定めや覚悟、夫婦の有り様が、思ったよりしっかり描かれていて、後半、思わずホロリとしてしまいました。そういうものの中で生きている時代の人たちは、脇役までも、生き様が輝いてます。女性なので、春は勿論ですが、佐代(成海璃子)の生き方も切なかったです。安信は、頼りない、文句ばかり一丁前、一人で突っ走る子供のまま成長したような男性で、現代では、絶対結婚不適合者の烙印を押されてしまいそうですが、この時代は、それでも、家長として、やっていかなきゃならなかったんですね。上戸さん演じる春の想いが報われたシーンでは、春は、妻であり、安信の母であり、姉であるみたいな感じで(笑)、「よかったよかった(涙)」という感じでした(^^;)年下の旦那さんって、リアルにこんな感じなのかな?(^^;)お料理以外にも事件が起きたりして(というかそっちがややメイン)、安信が、段々料理が上手になっていく過程の描かれ方が足りず(里芋のシーンくらい)、いきなり、饗応料理を振る舞えるまで腕を上げたみたいになっちゃってて、そんな1年やそこらで、里芋剥けなかった人が、ここまで上手くなる!?と疑問でした。あと、エンドロールのCharaで-1点。Charaは好きですけど、時代劇には合わないです。2013年公開。
このデジログへのコメント
この映画は見たよ!
面白かったよね(^○^)
> はらぺこさん
GYAOで観ました♪藤沢周平と水戸黄門を足して2で割ったような、でもエンタメ性がしっかりしていて、面白かったです。
> GRAYさん
じゃあ同じ感想ですね(^^)里芋剥けないところから1年であそこまではならないだろって思いました。センスの一言で片づけるにはすごすぎる上達っぷり。
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