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おかあさんへの詩
2015年05月10日 16:59
【今日の話】
おかあさんへの詩
やさしさこそが 大切で
悲しさこそが 美しい
そんな 人の生き方を
教えてくれた おかあさん
山田康文(15歳)
ごめんなさいね おかあさん
ごめんなさいね おかあさん
ぼくが生まれて ごめんなさい
ぼくを背負う かあさんの
細いうなじに ぼくは言う
ぼくさえ 生まれてなかったら
かあさんの しらがもなかったろうね
大きくなった このぼくを
背負って歩く 悲しさも
「かたわの子だね」とふりかえる
つめたい視線に 泣くことも
ぼくさえ 生まれなかったら
この詩の作者は、15歳の少年、山田康文くん。
生まれつき全身が不自由で書くことも話すこともできません。
では、この詩はどのようにして生まれたのでしょうか。
養護学校の向野幾世先生が、康文くんを抱きしめ、投げかける言葉に対して、康文くんの言いたい言葉の場合は康文くんがウインクでイエス、ノーの時は舌を出すという作業を繰り返して書いたのです。
出だしの「ごめんなさいね おかあさん」だけで1ヶ月もかかったそうです。
この詩を受けて、母親の信子さんも、彼のために詩を作りました。
わたしの息子よ ゆるしてね
わたしの息子よ ゆるしてね
このかあさんを ゆるしておくれ
お前が脳性マヒと知ったとき
ああごめんなさいと 泣きました
いっぱい いっぱい 泣きました
いつまでたっても 歩けない
お前を背負って 歩くとき
肩にくいこむ重さより
「歩きたかろうね」と 母心
“重くはない”と聞いている
あなたの心が せつなくて
わたしの息子よ ありがとう
ありがとう 息子よ
あなたのすがたを 見守って
お母さんは 生きていく
悲しいまでの がんばりと
人をいたわる ほほえみの
その笑顔で 生きている
脳性マヒの わが息子
そこに あなたがいるかぎり
このお母さんの心を受け止めるようにして、康文くんは、先に作った詩に続く詩をまた作りました。
ありがとう おかあさん
ありがとう おかあさん
おかあさんが いるかぎり
ぼくは 生きていくのです
脳性マヒを 生きていく
やさしさこそが、大切で
悲しさこそが 美しい
そんな 人の生き方を
教えてくれた おかあさん
おかあさん
あなたがそこに いるかぎり
あなたにとって
「やさしさこそが、大切」
そんな生き方を教えてくれた人はだれでしょう?
きっとよくなるヒント★
やさしさを教えてくれた人に感謝する♪
このデジログへのコメント
泣かせる詩やね。悲しい程美しい。母の日。感謝の気持ちで生きたいね。
素敵な詩の紹介、有難う。
いいね
(。>д<)
幸せと不幸
ほんとのそれってなんだろうね
不自由が不幸では無いって事とかね
お初です^^
優しい気持ちになりました
ありがとう
えー話や。
会社での悩みがちっぽけなものになるわ。
よし、頑張るかっ(^o^)!
ベソさん:お互い想いあってますよね(*^^*)
いつもありがとうございます♪
SYUZO-さん:その人の気持ち次第でもあるのかなと思う時があります
☆ひろっち☆さん:初めまして。ありがとうございます♪嬉しいな(*^^*)
morioさん:ありがとうございます♪また明日もいい一日にしましょうね
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