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風林火山の先
2015年05月07日 23:43
(※注:画像は武田家家紋)
風林火山といえば、戦国武将“武田信玄”が旗印に用いたことで有名ですが、
実は、その続きがあったのです。
気になりますね~♪
以下をどうぞ(*^^*)
「風林火山」の四字句は、日本の戦国武将・武田信玄が旗印にしたことで有名ですが、その旗印には正しくは、
「其疾如風、其徐如林、侵掠如火、不動如山」という十六文字が書かれていました。
戦国の有名武将である信玄が使ったのがここまでだったので、きわめて有名になりましたが、実はあとにもう2つあって、それが
暗闇に身をひそめたかと思えば、万雷のようにとどろきわたる(知りがたきこと陰のごとく、動くこと雷霆(らいてい)のごとし)という部分。
なぜここまで信玄が入れなかったのか、正確なことはわかりませんが、おそらく長すぎて旗に入りきらないので、十六文字までで切ったのでしょう。
いずれにせよ、ここに書かれているのは、動から静、明から暗といった、エッジの効いた動きを理想とする軍隊のあり方です。
「クイズで学ぶ孫子」
守屋淳著
田中靖浩著
日本経済新聞出版社より
武田信玄さんは、戦に於いて相当なこだわりがあったように思います。
風林火山もそうですが、常々信玄さんが言っていたのが以下の言葉です。
「戦に勝つということは、五分を上とし、七分を中とし、十分を下とする」
これは、勝ったり負けたりの五分が一番良い、
全部勝つのは良くないという意味です。
ある人がこれについて、その理由を信玄さんに尋ねました。
すると信玄さんはこう答えたと言います。
「五分の勝ちであれば今後に対して励みの気持ちが生じ、七分の勝ちなら怠り心が生じ、十分つまり完璧に勝ってしまうと、敵を侮り驕りの気持ちが生まれるからだ」
だから信玄さんは、常に程々以上を超える勝利は求めなかったのです。
上杉謙信さんはこれを評し、「いつも自分が信玄に及ばぬ所は実にここである」と言ったそうです。
勝ち続けているときに、おごりが出ます。
それを信玄さんは知っていたんですね♪
小林正看さんは、順風50%逆風50%が一番良いと言われましたが、まさに自分を成長させるには、50:50の環境が、一番磨かれるのでしょうね(*^^*)
逆風が少ないときは、さらに挑戦していくと、バランスがよくなりますね♪
このデジログへのコメント
hiro5さん:嬉しいです。是非(*^^*)
実物は「其」の2文字が省略されて、14文字になっています。名将言行録に出てる逸話ですが、鵜呑みは危険
RPGも似てるラスボスと戦う時
弱いと勝てない
強すぎはつまんない
ほどよく接戦
って
違うかっ!
考えられる環境に身をおけることこそが、一番の幸せです(^-^)。
遠山金四郎景元Lv5さん:詳しいですね。歴史好きですか?
SYUZO-さん:またちょっと違うかな~?
morioさん:そうですね。そういう機会があることもそうだし(^^)
歴女よりずっと昔からの歴史フリークでしたから。
歴史は勝者の視点で書かれてますから、割り引かないと。
遠山金四郎景元Lv5さん:なるほど。戦国時代に限らず詳しいですか?
風林火山より、私は
風前の灯火
管理貞操帯さん:まずは身近なことですね
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