- 名前
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- 自己紹介
- 色んな意味で猫っぽい奴です。最近まで大阪にいたけど、お金ないので、香港に撤退!語学屋...
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社長秘書ぉ?
2013年05月29日 23:57
最近、結構とんでもないことを知った。
うちのおかん、いつも自分がロクな高校しか出てなくて、引っ込み思案で、と自分のことを卑下する人。自分のこときれいだなんて決して思ってない。
なのに、色んなとこで会う、同じくらいのおばあちゃんたちと何だか雰囲気違うのよね。だから、ちょっと不思議に思ってた。
でも、最近電話で話していて、うちのおかん、実は、若い頃に田舎の老舗企業の社長秘書をしてて、その社長のために「王将」という演歌の歌詞を筆で書かされたことがあると言い出した。
社長秘書ぉ?
これにゃーびっくりこいたよ。うちのおかん、港湾運営会社で働いてて、そこで当時、国際貨物船の二等航海士してたおやぢと出合ったってことは知ってたけど、社長秘書をしていたとは知らなんだ。
どおりで、僕が子供の頃、近所とうまくいかなかった訳だよ…
僕ん家は新興住宅地の新参者の第1号だったのだ。辺り一面は茶畑と田んぼで、近所の家のほとんどの屋根や外壁はトタンだった。そんなとこに、うちの両親はスレート葺きの白い家なんてな、周囲を刺激しちゃうような家を建てちゃったのだ。
なんでそんな、息子がいぢめの対象となるような、ある意味で常識はずれな家を建てたんだろということが、僕にとっては長年の問いだった。
最近たどり着いたひとつの原因は、おかんが生まれ育った街が歴史のある、かなりお上品な街だったということだった。徳川家康が子供の頃に幽閉されていた有名な寺はあるわ、江戸時代には宿場町として栄えたわ、明治時代には国家元老が避寒に来るわ…と、田舎街ではあるものの、周囲とは格が違うとこ。
そんなとこの人が、つい最近、隣の市に合併されるまでは村だったとこに引っ越したりして、田舎臭くしなかったら、いぢめられるよ…街の人が当たり前なこととしてすることって、田舎の人には「なにこの人、しゃれ込んでるだか」と忌々しく映ってしまうんだよね。
で、ただの街の人じゃなくてさ、社長秘書なんてやってた人ならばなおさらだよ…
一応、田舎だけどさ、特定重要港湾で国際貨物船を相手にする会社だったらさ、社長秘書なんて誰でもなれるなんてもんじゃないよな…そりゃ、飾り立てなくても田舎の人にゃカチンとくるとこあるよなぁ…
それで「私は別に何の特別なとこはない。ただフツーの人」と言っちゃうおかんは結構な人格者だとも思うけどさ、もうちょい自信持って欲しかったなぁ、と思うよ…
このデジログへのコメント
> NAO☆さん
いやあ、うちは周囲と同じで何も特別じゃないんだ、と言われて育ったのですけど、
「普通にしてる」のに周囲とどうも違う。「何を気取ってんだ」て言われていつも悩んたんですよ。
> ベイビさん
いやぁ、田舎に住む子供としては、おかんがこんなだと、いぢめられるんですよぉ…
最近になってようやく、おかんのつけてくれた教養に感謝できるようになりましたけどね…
> niconicoさん
いいですねぇ…色んなこと知り尽くしたできる方なんでしょうねぇ。
うちのおかんはそこんとこすっげー地味。
まあ、そのお陰で僕もビンボ怖くないからいいんだけどね…
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