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ネガティブシンキング

2006年11月03日 11:36

おはようございます。

この時間は、多分初めてかも知れませんね。
今日は文化の日
晴れの特異日で有名ですね。
あちらこちらで、お祭りイベントが盛りだくさん。
たまには、文化芸能に因んだイベントに参加するのも良いでしょう。
こんな時に歌舞伎俳優中村獅童の話題で持ち切りですが、歌舞伎伝統芸能なので後々濁さなければ良いのですが…。

何れにしてもこの3連休
楽しく笑顔で過ごして下さいね。

本日は、
「私は、結婚できない人間なのかもしれない」
「私が仕事すると、必ずミスが起こるんだ…」

実際に「ネガティブ法則」を考えてしまう人は、意外なほどに多いものですよね。

おそらく、貴女自身も今までに一度や二度は、考えているはず…。
これは一見、とても「不幸」な状態のように思えまが、本当は正反対で実は『快感』なのですねぇ。

貴女は、「妄想」というものをご存知でしょうか。

これにたいして「知らない」という人はいないはず。
「あり得ないことを、正しいと思いこむこと」ですよね。

たとえば、

「私はヤクザに狙われてる!」
「俺は秘密組織に殺されるんだ!」

というような重い被害妄想を抱えた人もいるかも知れません。

聞いた所によると、「強い漠然とした不安」を抱えていると、なぜか分からないけど感じる、強い不安に対して耐えられないので、「ヤクザ」「秘密組織」というような、明確な「恐怖の対象」を作るというのです。

言ってしまえば、このようにハッキリと「◯◯に狙われている」と考えたほうが、対象のない不安よりも、よっぽど「楽」なのだそうです。

たとえば、誰か分からない相手から、匿名悪口の手紙が来たら、かなり怖い気持ちになりませんか?
しかしその犯人が誰か分かると、ほんの少しだけ安心できるのではないでしょうか。

見えない恐怖は、「見える」ことによって、安心につながるのですよ。
なぜならそれは、自分を守るために作りだしている考えでもあるからです。

そして、私たちも同じようなところがあったりします。

何度告白しても、フラれてしまう。
仕事の時に、どうしてもミスをしてしまう。

このとき、もちろん冷静に判断できる人なら、

「待てよ…? 前にこうしたときは、ミスをしなかった。今は10回に8回程度のミスだけど、こう変えてみれば、それを7回にでも6回にでも減らせるんじゃないか…?」

と考え、前向きに気持ちを切り替えていけるはず。

しかし現実の人間は、そこまで強くありません。
気持ちが落ち込んだとき、そこまでクールに考えることはできないでしょう。

現実を受け入れ、そしてその中で戦っていくことは、とてもつらいことなのですよね。

だからこそ、「法則」を考えてしまうのですよ。

「僕は恋が長続きしない」。
「好きになった人には、必ずフラれてしまう」。
「仕事をすると、絶対にミスをする」…。

すなわち言ってみれば、

「人間には手の届かない、大きな法則がある」

そんなハッキリとした目に見える法則を考え、信じ込むことは、一種の『安心』につながるわけです。

「私は、恋愛が長続きしないんだ…」
「私はいつでもフラれちゃうんだ」

たとえばある人に現在、恋人がいないのなら、今までの恋愛は、当然ですが、すべて「長続きしなかった」ことになりますね。

そしてさらにその人が、自ら「別れ」を告げない人なら、ほとんどの恋愛が当然「フラれる」結果になるはずです。

事実は、見方によっていくらでも変わります。
一見「最悪の法則」と思えても、実際はたいしたことがないことも多いのです。

しかも、恋愛経験がまったく0というのなら、それは決して
「私は絶対に恋愛できない人間」などではなく、

「私はまだ恋愛をしていない人間」に過ぎないのです。

繰り返しになりますが、「法則」は快感です。

「見える」ことによって安心につながりますし、また何より、
「これは、運命的に神様によって決められたことで、自分ではどうしようもない」
と思えば、努力しなくてもいい理由ができてしまうわけです。

勿論、人間は「見えない不安」に耐えられない!
そのためにたとえネガティブであっても、とにかく「見える法則」を考えようとする!

そう言うルールというのは、「甘い」のです。
それは決して「不幸」ではなく、誰もが中で守ってもらえる、幸せの場所なのです。
あなたは自ら、そこに入っているんですよね。

もちろん、そんな「法則」などを考えてしまうのは、人として当然の心理ですが、もし今、あなた自身が「どうしても、そこから抜け出たい!」と思うのなら、大切なのは、一歩でもいいので、そこから足を出してみることです。

あなたの「絶対」は、「絶対じゃない」んですよ。

結果は、自ずとついて行きます。
結果がでない時は、状況が悪いか、努力が足りないかどちらかです。
悪い事が続く時は、なるべく低く屈んで体勢を立て直す時なのです。
再び羽ばたくまでの翼を休める休息地で休み、勢いが戻って来た所で再び飛び立つ。
この様に考えられると、少しは活動力も戻ってくると考えています。
皆さんは、ラスト2ヶ月ないですが、今年は、満足出来、快感を何回味わいましたか?

まだまだ、チャンスはあります。
因みに、引退した新庄ではないですが、激動の時ほど快感のチャンスですよ。

お互い笑顔で過ごせる為に頑張りましょうね。

取りあえず、あと半日笑顔で…。

お相手は、heroでした。

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