- 名前
- ぱすかる
- 性別
- ♂
- 年齢
- 73歳
- 住所
- 福島
- 自己紹介
- 中身は40代。 気が弱く臆病だが、ココロは獰猛。
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気になる女
2011年12月30日 11:13
今年をしめて、オレにもこのデジログで気になった女がある。
オレのログはほとんど読まれない、これはわかっている。女の関心の対象にならないからだ。そんなことは大して気にならない。思ったこと考えていることをただ、書いている、言ってみれば、コトバにすることで形になることを楽しんでいる、それだけだった。
だから、フレンドの意味もわからなかったし、フレンド登録という意味もわからなかった。
それでも、読んでいるかどうかわからないが、目を通す女がいるものだ。それでもフレンド登録は全くない。
4月登録だから、4ヶ月経った8月頃にフレンド登録した女がいた。ビックリしたな。
とりあえず、プロフくらいは目を通した、たいしたことは書いてなかった、42歳の女で社会正義がちょっと強いくらいのイメージしかなかった。7年間同棲して実質夫婦関係にもかかわらず、結婚していなかった。言い方が旦那とか夫か言わないで、相方というヘンな言い方をしていた。
ま、とりたててエロイ女とはまったく感じられなかった、その反対に、エロとは対極にある女と思っていた。
問題は、オレのログにことごとく読んでコメしてくることだ。フレンド登録なんて全くなかったし、ましてやコメが返ってくるなどない。
これは衝撃だったな。コメをするくらいだから読んでいるんだろう、どのくらい理解しているかは知らない、しかし、何らかの反応があることに驚いている。
オレの書いているものに読むものが一人でもいる、ということに、書く意識がまったく変わった。人形を作って魂を入れてピノキオをした、そういう感じだった。
オレのログを読むのはいないことはわかりきっている、だから書きたいときに書く、それだけだった。しかし、読むものが一人でもいるとなると、意識がまるで違う。ましてやコメを必ず返してくれるのだ。
うんで、その女に変調が起こった。男ができてセックスにハマったのだ、、セックスがこんなにすばらしいとは、とか何とか言っていた。
どうも、オレのイメージした女とは違うようだ、女のログはフレンド登録した時点からしか読んでなかった。
今までの過去にさかのぼって、2年間分のログを全部読んだ。
いかにオレのイメージが間違っていたか思い知らされた。住んでいるのは麻布周辺、料理が得意、同棲している相方は有名な写真家、銀座周辺の有名どこの料理店はだいたい知っていること、仕事柄、旅行は頻繁にしていること、若いときモデルにスカウトされたと言ってたから、美人なんだろう。
そして一番の問題は、7年間、相方がほとんどセックスしないこと。今42だから35からセックスがないことになる。ログには所々に悲痛な叫びがあった、しかし、悲痛に書いてない、さらっと書いている。利口な女だ。
しかし、その悲痛は察しがつく。特に年末なると、今年もなかった、と諦めに近い。女の30代後半だ、生の女にとってレスは残酷だな。
で、今年の9月頃から、男とセックスのログが頻繁に乗るようになった。相性のいい男とセックスした、1回で相方との7年間のセックスを凌駕したと自分でも驚いていた。
なんぼやってもやっても飽きない、時間が足りない。そういうことが連綿と嬉しそうに綴っていた。
あるとき、浮気?といっていいか疑問だが、同棲している相方にばれた、殴られた、暴力をふるわれたと言っていた。うんで、逃げた。暴力を振るわれたから7年間連れ添った相方と別れる決断をしたようだ。それ以上に快楽の凄みを知ってしまった以上、これからの人生でレスの無味乾燥に耐えられないとも。
10月に入ってある日突然、その女のログに入れなくなった、エラーが出た、拒否リストかと一瞬疑った。昨日までいつもと変わらぬコメをしていたのに。
コメは全部削除されていた、ようやく納得した、退会したのだ、いきなり。
察しはつく。たぶん、相方にバレないように不利になる証拠を抹殺したのだと思う。
オレは初動で女のイメージを間違えた。もっと早い時点で女のログの全部に目を通していたら、積極的にアプローチメールを出していただろう。もっと深く関わり合いになりたかったからだ。
最初にフレ登録して毎回必ずコメしてきた。だから、気になる女だった。
それからは、気になった女のログは過去にさかのぼって、全部目を通すことにしている。
どんなコメでも、コメする女は大事にしたい。人形からピノキオになるからだ。
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