3年間で300人と会って結婚を決めました（１）

合コンやホームパーティーで結婚相手を探し続けていた男がいる。3年前は「活動的で精神的に安定した美人を募集中！」と傲慢な条件を掲げていた斎藤幸彦（仮名、32歳）だ。ただし、高望みとはいえない。「結婚相手に勤めていてほしい企業」の常連でもある有名メーカーに勤務し、外見はさわやかなスポーツマン、会話もそつがなく、実家は東京で、長男でもない。毎週のように合コンに参加しているとはいえ、女遊びには興味がなく、結婚を前提としたお付き合いを真剣に求めている。結婚市場では相当にスペックが高いといえるだろう。

＜今週のボク様＞
年齢：32歳
仕事：大手電機メーカーのマーケティング部
年収：800万円
学歴：有名国立大学卒
家族構成：兄

　そんな斎藤がついに結婚を決めたという。以前は、「30代後半になったら相手の外見には妥協します。僕の外見もどうなるか分からないので。でも、内面の条件は絶対に譲れません」と言い切っていた斎藤。32歳で選んだ相手はどんな女性なのだろうか。結婚という競争市場で「理想の女性」を貪欲に求め続けた斎藤に、自らの戦いを振り返ってもらおう。

「ネットを見てたら、そのタイトルに惹かれました。” 3年間で300人と会って結婚”？って、3年間で300人と会うなんて凄いなと。。。」