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デジャヴではなくフラッシュバック

2010年12月29日 11:18

最近ふとした拍子に何十年も前のことを細部にわたり思い出すことが頻発し、人間の記憶というのはどうなっているのだろうと思うことが多い。昨日も連れの人間がそろえてあった靴を反対に履いてしまい「あれっ?」と気づいた時にすかさず「幼稚園児レベルやな」と突っ込んだ瞬間に自分が幼稚園の時に上履きを反対に履いているのを先生に見とがめられ怒られている状況が細部にわたりよみがえってきた。これって、そもそも自分の潜在意識にそれがあったから幼稚園児云々の発言になったのか偶然それを言ったことで甦ってきたのか不思議だ。そもそも怒られた時は教室の移動でちょっとした階段の踊り場の所で先生に見つけられ上階に着いた時に「上履きにあやまりなさい」とかなりの理不尽なことを言われた情景を第三者的に俯瞰して見ている図が瞬間に湧き出してきたのだが、まるで夢のようだよね。当時の自分にしてみたらとっても嫌なことだったのかなぁ。

また一昨日は本を読んでいてソルジャーという単語が出てきた瞬間に頭の中にひっかかる物を意識し、なんだったかと数秒考え中学校の時に好きだった曲=ポールマッカートニーのあの娘におせっかい(Listen towhat the man said)=の一節だったことを思い出す。
Soldier boykisses girl leaves behind atragic world...だったっけな。この曲の出だしの曲調を聴くとなんか切ない気分になっていたな。なんてことも思い出し、Wings なんて久しく聴いていなかったが、これを思い出したことでOver Mericaに収録されていたlet'em inとかvenus and Mars,Jet, Band on the run等々思い出し無性に聴きたくなってきてしまった。

過去ばかり思い出すのは老化の証拠か?
それとも人にとって何らかの意味のある行為なのか?

村上春樹は世界の終わりとハードボイルドワンダーランドの中で主人公を夢読みとして位置づけ、その思念の世界の中で他の記憶を解き放つ行為の重要性を描いている。
彼のこの時期の小説群にはたびたび思念という言葉が出てきていたように思う。彼は人の過去をどういう形として捉えようとしていたのでしょう。

いきなり話の展開で村上春樹も思い出したので
ノルウェーの森でも観に行こうかな

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