どこまで昇進したら出世だと思いますか？

34歳で課長になって、60歳で社長就任！　元々は平凡なサラリーマンだったんですけど、ね。と、これはマンガ「島耕作」の話。あらゆる障壁を乗り越えて社長に昇りつめた島氏と比べ、リアル社会での出世のボーダーは？

「部長になれば出世」との回答が、約3割を占めてトップ。僅差で2位の「課長」と合わせると、全体の約5割に！　これって、欲がないのか、現代の会社組織の実情なのか。「責任の重みが断然違う」（33才・千葉県）、「決定権を得られるから」（32才・埼玉県）とは、ポジティブ派の意見。「部長クラスになれば年収も1000万超」（29才・埼玉県）という、収入をモチベーションにする向きもある。逆に「残業代が出ないので」（27才・東京都）と過度な出世を拒否する回答は、不況のドン底状態の象徴か。

一方、「取締役」以上と答えた勇者は、3割強。「成り上がってこそ男」（25才・東京都）と、熱血ぶりが頼もしい。取締役や社長になれば、出世のステイタス＝美人秘書が付く可能性も。そこまで昇進しないにしても、綾瀬はるかみたいな部下から「部長おっ」なんて呼ばれてみたい！　それが、オトコの夢ってもんでしょ。

「最近の若い男性は昇進することより、自分や家族優先という人も多いという話も聞くので、この結果も妥当？な感じかなと思いますが」