他人の責任？

今日は、暑かった。
駅ビルは、冷房が壊れているのではないかと思うぐらい、暑かった。お店の人たちも、大変だと思う。

駅ビルには、スターバックスがある。
スターバックスで熱いコーヒーを入れているので、スターバックスの周りは、特に暑い。

スターバックスの近くのお店の店員さんは、かわいそうだと思う。

運が悪かったと、思うしかないかもしれないが…。
頑張ってください。。。



運の良い人は、いると思う。
運は、呼び寄せるものだ、と言う人がいる。

正しいと思う。

逆に、不運な人は、不運を呼び寄せている可能性がある。


だいぶ前の話だが、
大学時代の友達と新宿で飲んだときのことだ。
久し振りに会ったので、いろいろ話した。

もう一軒行こうと、友達が言った。
かなり、友達は、酔っていた。

だから、俺は、もう帰ろうと言ったけど、
よく行くバーがあるから、そこで少し飲んでから帰ろう、
と友達は言った。

あと一軒だけ、ということで、そのバーに行った。


少し話していたが、友達は、かなり酔っていた。
友達は酔って機嫌がよくなっていたので、
近くにいた、1人で飲んでいた女性に話しかけた。

その女性が振り向いた瞬間に、驚いた。

頭の上に、雨雲がある感じ。
全体的に、どよーんとした雰囲気。
表情も暗い。

俺は、引いてしまった。
どんな人でも、引くと思う。

そして、俺の運をすべて、吸い取られる気分になった。
ブラックホールのように見えた。

その女性は、話しかけてくれた人がいて、うれしかったのか、いろいろ話してきた。

年齢は、24歳。
富山県出身で、富山県の高校を卒業し、東京へ出てきて、会社で働いていたけど辞め、キャバクラに勤めてクビになり、現在は風俗で働いてるそうだ。

デリバリーヘルスで働いていると言っていたが、
住所不定、職業不詳の状態だ。
住民票もないそうだ。

夜は、24時間のサウナで過ごす。

話してくることは、不運な話ばかりだ。
まるで、不運なことを掃除機で吸い集め、すべて、自分に取り込んでいる感じだ。

顔も24歳には、見えない。40歳と言われても、信じてしまう。


今でも、その人のことが、印象に残っている。
その時の、表情なども、すべて覚えている。

この人のようになってはダメだ、と思った。


その人が話していたのは、
妹だけが両親にかわいがられて、自分がどんなに不幸だったか、
彼氏が借金をして暴力をふるうので、どんなに辛かったか、
勤めていた会社の上司が最悪で、どれだけ迷惑だったか、

などなど。。。

楽しい話は、ひとつもなかった。

これでは、
友達もいないだろうし、
両親や妹とも仲が良くないと思う。


この人と話していて、思った。
他人の悪口は、言ってはいけない、と多くの人が言う。

でも、違うと思う。
すべての人と、いつも、うまくいくわけがない。
上司の言うことに、納得できないことだってある。

限度はあるが、悪口は言ってもいいと思う。
飲み屋で、仲の良い友達と、上司の悪口を言っても、いいと思う。


してはいけないのは、
他人を批判したり、他人の悪口を言って、
他人のおかげで、自分がどんなに不幸になっているかを、
言うことだと思う。

他人のために自分がどんなに不幸になっているか、それを言うと、どんどん不幸になっていくと思う。

運も逃げていく。
すべてが、うまくいかなくなる。

そして、また、他人の責任にしていく。

不幸のスパイラル。。。


もうひとつ、絶対にしてはいけないこと。
表情を暗くしないこと。

頭の上に、雨雲がある感じ。
全体的に、どよーんとした雰囲気。

こうなったら、最悪だ。


運の悪い時は、ある。
でも、それを他人の責任にして、さらに、不幸になるのは、損だ。
運の悪い時、不幸な時には、
意識的に、明るい表情をして、
対策を考えるのがいいと思う。

そうすると、必ず、助けてくれる人がでてくる。



今、その女性が何をしているのか？と思うときがある。
友達が酔った勢いで、話しかけただけだったが、俺は、いろいろ、学ばせてもらった。

不幸や不運を呼び寄せることだけは、したくない。。。