今夜は博多で・・・

ルー＆桜井＆バルの右トリオで鷹の“難敵左腕”粉砕や！！
サンケイスポーツ - 2008/5/23 8:02

　ルー＆桜井＆バルで難敵左腕を粉砕や！！　阪神・岡田彰布監督（５０）は２３日からのソフトバンク２連戦（ヤフーＤ）でルー・フォード外野手（３１）を「５番・右翼」に昇格させる考えを２２日、明かした。ＤＨに桜井広大外野手（２４）、三塁にアーロム・バルディリス内野手（２５）を起用。初モノの大隣、過去５勝無敗の“虎キラー”杉内と続く鷹の左腕攻勢を打ち砕く。

　交流戦最初の難所を前にしても、泰然としていた。予想される左腕攻勢にもひるまない。大隣の次は、難敵が待ち受ける。サウスポー２番勝負を前に、岡田監督がフォードの完全復活を予言した。

　「きょうの練習を見てても全然違うよ。ボテボテの三塁ゴロがいかんようになったやろ。オープン戦の終盤よりも、今の方がええやろ」

　甲子園での指名練習を見守った後、福岡へ移動。２４日の先発が予想される杉内は０３年の日本シリーズの２勝を含むと、対阪神戦５勝０敗、防御率１．７８。虎からすれば顔も見たくない相手だが、「杉内はキャンプの時から（首脳陣に）交流戦は阪神に投げろと言われてるらしいな。まあ、でも今年はようないやろ」と軽口が出るのも、自信の表れだ。

　迎撃できる右打者が揃った。打率１割台の打撃不振で二軍落ちしていたフォードが一軍復帰後、８打数４安打。軸足に体重を残す従来の打撃スタイルを取り戻し、変化球にも、タイミングが取れるようになってきた。打率．２０７まで回復。７番から５番に昇格させる。

　「もともとボール球を振る打者と違ったからなぁ…」

　今岡、フォードの不調で左投手が先発時の５番打者には苦労してきたが、メドが立った。

　朗報にフォードは「あまり相手選手のことは知らないが、試合に出るなら今と同じいい形で打ちたい」と、意気込む。楽しみは世界の王との対面だ。

　「実際にあえるのは非常に楽しみだよ」

　サインボールのもらい方を球団関係者に相談するほどだった。

　「７番・ＤＨ」には昨年杉内から２安打を放った桜井の起用が濃厚。刺客に指名された若き大砲は「（杉内に）悪いイメージはない。いいキッカケにしたい」と眼光を光らせる。ラッキーボーイのバルディリスは「９番・三塁」となる。今岡は、ここぞの代打での起用となりそうだ。

　好左腕が来ても慌てない。厚みを増した右打者陣で、パの左腕に牙をむく。

ちなみに25日「日」　甲子園に行きます！雨が心配・・・