友達と恋愛対象

わからないのが、
友達と恋愛対象。

女性がどういうときに、
男性を友達と思うのか？
男性を恋愛対象と思うのか？

寝てもいいと思うときと、そう思わない時の差。
彼氏にしてもいいと思うときと、そう思わないときの差。

本当にわからない。


高校生のとき、友達が、同級生の女の子を好きになった。
女の子は、すごくかわいく、性格も良かった。
何回も告白したけど、断られた。

「友達としては好きだけど、付き合うのは無理」と言われていた。
告白した後も、いつも、普通に2人は楽しそうに話していた。

その友達は大学に入っても、社会人になっても、告白し続けた。
一人の女性を、そこまで思い続ける。偉いと思う。
1度も2人だけで会ったことはない、と言っていた。


同窓会で、その子に聞いた。
「1回ぐらい、デートしてあげれば？」
「私の恋愛対象じゃないの」


俺は、その子とは食事に行く。
俺にたいしては、
「今の彼氏がいなければ、付き合ってもいいけど。」
と言う。

でも、一部の男友達とは、ホテルに行く。
決まっている人たちで、知っている範囲で、3人。


俺のポジションは、よくわからないが、
寝る気にならないが、2人で会うのはいい。
そんな感じだ。


彼氏、寝てもいい人、食事までの人、友達までの人。
この差がいつ決まるのか？どこで、決まるのか？



「The Game」という本がある。
ナンパのhow to 本。

ナンパは、どうやってするものか。実際のテクニックを公開している。アメリカ人が書いている。

女性が読んだら、かなりムカつくと思う。

ターゲットを決めたら、必ず3分で落とせ。
まず、女性のプライドを傷つけろ。そのためには、無視。気にしているところを、わざと指摘。
太っている人には、「冬でもコートがいらなくていいよな」
胸のない人には、「俺の胸より小さくないか？」

そんな文章が続いていく。

かなり、衝撃的だった。

普通のナンパの本は、ナンパしやすい人を選び、声をかけ、成功するまで、とにかく続けていく。
ナンパできたら、ほめたり、機嫌を取ったりしろ、と書いてある。

まったく、この逆。

しかし、このナンパ師は、本当に好きな女性ができる。
その女性だけが口説けない。

なぜ、その女性だけ口説けなかったか？
お互いに、会った瞬間に愛し合ってしまったためだった。

女性は、好きだから、ナンパされたくないと思っていた。普通に告白されたいと思っていた。
愛していたから、プライドを傷つけられることを言われたときに、本当に傷ついてしまった。
無視されたときは、本当に落ち込んだ。
目の前で、ほかの女をナンパしているところを見たくなかった。

作者がだした結論は、ナンパ師の引退。


彼氏と寝るだけの男の差。
女性が求めているものが全然違うのがわかる。


友達から始まって、彼氏になる。
階段のように、一段一段上がって、最終的に彼氏になる。
モテない男はこう考える。

本当は、ある程度、最初から決まっているのではないか？