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車載半導体で、車業界と半導体企業が技術研究組合を作る

2023年12月27日 11:06

車載半導体で、車業界と半導体企業が技術研究組合を作るというニュースは、日本の
メーカーが、将来の自動運転などに係る半導体サプライチェーンの問題を重く見ての事だろう。
車載半導体コロナ禍で思うように手に入らず、車メーカーは減産を余儀なくされた事で、
自ら動いておかねば又同じ失敗を繰り返す事になりかねないという危惧があるからだろう。
将来どういう半導体が必要か、まず車メーカーを全て集めて基礎の部分の技術を意思決定させるものとみられる。
自動運転ともなると、車載半導体は、大きなシリコンチップ上に様々な用途の半導体を乗せ、あたかも一つの部品のようにまとめ上げるような方向になる。
簡略な言葉はシリコンオンチップ(SoC)という用語になる。
何もSoCは新しい用語でもなく、又それほど前からあったわけでもない。
あそこそこ新しい用語ではある。
この企業連合には日本のトヨタ日産ホンダマツダスバルが参加
ティア1(一時下請け)にはデンソーアイシンパナソニックオートモーティブ、日立アステモ
半導体メーカールネサス、ソシオネクスト、MIRISE TECHNO
この連合の名称がASRA(自動車先端SoC技術研究連合)という。
まあ多少大袈裟な名称だが、意気込みというかこういう企画は絶対に必要な事で、音頭取りは
どこがやったのか?興味ある所だが、トヨタかな?
これで日本もようやく自動運転用半導体(それだけではないが)を
自ら設計製造する方向に向かう形となった。
ただ通信はどこを使うのだろうか?
地上か衛星かとなると、どちらも使うに如くはない。
どちらもリスクはあるからだ。
ただ日本にはスペースX(イーロンマスク社長)のような宇宙空間に衛星を数千機も飛ばして世界のどこでもネットに繋がる衛星ネットシステムなど無い。スペースXの衛星NETを借りるのか。
6Gが普及すれば自動運転も大きく前進する。
前述した様に6Gがシステム障害を起こしたら、多くの事故が発生してしまうだろうな。
そこで衛星ネットに切り替えれば良いが、衛星ネットだって太陽フレアーの影響での電磁障害のリスクもある。相互補完が一番リスクはない。
まあその辺の話は6G(NTTのIOWNが有力)の普及が待たれる。
6GでNTTのIOWNが採用されれば、自動運転で日本は一歩も2歩も先に行ける事になる。
そういう意味ではIOWNでは光半導体というべきものを使う事になるだろうから
NTTも加わっておくに越した事はないのですが、入るのは時期尚早なのか?

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