決めた・・・離婚しよう

久しぶりに夫に電話をしてみた。



夫は　チョット嬉しそうに



「どした？」``r(^^;)



「ん・・・別に　どーもしないけど」



「ふーーん　　元気か？」



「うん　元気だよ」



「そっか・・・・・・」



なんて　とだえ　とだえ　の会話・・・・



夫は　

「俺　新しいゴルフクラブ買ったんだぁ～　」V（＾0＾）



なに馬鹿みたいなこと言ってる？？・・・



話題が無かったからって・・・つい

こんな話を出してきたのだろうか・・・



って　言うか・・・この数ヶ月　私と翔の生活費ひとつ心配してくれなかった夫が

ゴルフクラブ？？？　(O.O;)(oo;)



夫は嬉しそうに話していたが　私は呆れた・・・



確かに私は　両親からの援助もあって生活には困っては　いなかった。。。

けれど　この数ヶ月夫からの収入が無くなり生活している私達を何故夫は

気にならないのだろう・・・・

私は夫から１円も貰わず　この数ヶ月生活してきた。

生命保険料から車の保険、子供の学資保険、光熱費、幼稚園の月謝ｅｔｃ

食費を除いて　金融機関からの引き落としだけでそうとうな額になるはず。

それさえ　気にすることも無く　ゴルフクラブを買おうとする夫の神経。。。



私の親に甘えすぎてない？？？

夫として　父親としての責任を感じないのだろうか・・・



確かに私は　最低な事をしているけれど

更に夫のことが嫌になってしまう・・・・



夫の実家も事業をしており

夫は実家の仕事を手伝いながら　収入を得ていたらしい。



本当に身勝手な考えだとは思うけど

せめてその収入のうちの　ほんのわずかな金額でも　子供に・・・と

生活の足しにと。。。この人は思えなかったのだろうか？？　



友達と明け方までハシゴして飲んだくれた話



旅行に行った話



夫の口から出る言葉　ひとつ　ひとつに嫌気がさす。。。



「話があるから　今夜　どっかで会えない？」



「うん　いいよ」









夕方・・・・アトムに電話した・・・・



「私　今日　旦那に会って話ししてくるよ」



「そうなんだ・・・なんで？」(ーー;)



と　チョットむかついた感じ・・・・



アトムは私と夫の話の内容よりも、私が夫に会うことにヤキモチを妬いているようだった。

アトムはとにかく　ヤキモチ妬きだ。。。

それに　ずるいところもあった。



私から離れようとすれば　必死に追いかけて来る

私が追いかければ　逃げようとするような所があることに私は気づいていた。



私が離婚することに決めた　と言えば

俺は責任とれないから。。とは　ハッキリ口には出さないけれど

充分すぎるほどに　その気持ちは伝わってくる。



「私　やっぱ　離婚しようかなと思って・・・・このままじゃ　まずいし・・・」



「いいよ　うらんが　決めたんなら・・・俺は　ウランが離婚しようと　しなかろうと

今までと　何も変わらないから・・・」



ん・・・・何を言わんとしているんだろう・・・・



俺はどっちみち変わらないんだから　無理して離婚しなくても良いって　こと？

それとも　俺は変わらないから　離婚してしまえってこと？



どっちともとれる言い方・・・・　これも　責任逃れか・・・



私は　卑屈な考え方になっていく自分を感じていた。

アトムは何ひとつ失うこと無く今までと変わらずに　

私だけが家庭を壊されたよーーな。。。





とりあえず

私は　夫の所へ行く前に

両親に翔を預けて、そして　これから夫の所に話をしに行く旨を伝えた。



ちょうど　父親も居た。



私の両親は　礼儀や恩義などにはとても厳しい親だったが

他の面では　とても私に甘かった・・・今もそうだけど・・・( ;^^)ヘ..多分。



父が言った



「お前　我慢は身体にも良くないから　本当に嫌だと思ったら　離婚しろ。

生活のことだった　お前と翔くらいは　どーーにでもなる　お父さんが居るから

安心しろ」



と言うのだった。



どういう訳か　夫との離婚を反対しない両親が私には不思議で仕方なかった。

普通　親って　絶対離婚は駄目　と反対するもんかと思っていた。。



更に父は



「世の中には　何回も何回も結婚しちゃーー離婚して　また結婚してる人が山ほど居る。

お前も人生を楽しんだらどーーだ。　嫌々　送る人生はもったいない。。。」



そして母は



「お母さん達は　別に娘が誰と一緒になろーが構わないのよ。ただ

娘と孫が幸せなら　それでいいのよ。。。おやってそーいうもんなの。」



そ、そんな　馬鹿な・・・・つーーーか

そんなこと言う親いるかい？？( ;^^)ヘ..

って　世間の人が聞いたら　親馬鹿と言うか、普通じゃない・・・

普通　怒られるだろ・・・・・



私の両親はとても現代的というか。。。今風と言うか・・・・

あまり古臭い常識は押し付けてこない方だとは思っていたけれど



それでも　ここまで楽天的な両親の言葉には

当事者の私が拍子抜けするほど驚いてしまった。





そして　夫と待ち合わせした　ファミレスに向かう。。。



車で１０分ほどのところ。。。



１０分間の中で運転しながら

いろいろな　思い出が走馬灯のように頭をよぎる・・・・



結婚式で　・・・涙を流した父



出産にまる１日かかった　私の病院の待合室で　数十時間心待ちにしてくれた

両親と夫。。。翔の顔を見て　嬉しそうに

「世界一可愛い」と言った　夫・・・・　「生んでくれてありがとう」と言った夫。



教会で　どんな時も一緒に歩んで行くことを誓ったふたり・・・



私は　これから　ひとりでも大丈夫？？？



アトムは　ずっと一緒には居てくれないのよ・・・・それでも　大丈夫？？？







ファミレスの駐車場に着く直前に思った



「イイじゃん・・・・また一緒になりたかったら

そのとき　また　夫と再婚すれば　いいじゃん・・・・」



自分の事しか考えてない　私の中の

身勝手な私が答えを出していた・・・・・・



今思えば　本当に安易な結論の出し方だった。



また一緒になりたかったら・・・　ってさぁ～～

夫が私をずっと待ってるなんて　限らないのに・・・・・