- 名前
- ゴルキチ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 群馬
- 自己紹介
- カリ大 太い
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
日本に最先端半導体の製造は根付くのか
2023年07月13日 22:45
日本に最先端半導体の製造は根付くのか?
最先端半導体とは2ナノクラスの半導体を指すが、ラピダスが目指しているのは2020年後半に
2ナノの半導体の量産を行うという。
半導体は小刻みに開発製造を行い、製造装置の減価償却も3~4年で償却して行く。
少しでも開発改良を止めると競合に競り負ける。
日本はもう最先端半導体の製造から手を引いて40年にもなろうとしている。
それをいきなりTSMCだのサムスン電子と同じサイクルで開発量産が出来る程甘くはないのですよ。
国までかなりの額の補助金を出してラピダスを応援しようとしている、勝算は何処にあるのだろうか?
2ナノレベルの半導体を試作レベルなら作る事は無論可能だ。
imec(ベルギーの半導体研究機関)までラピダスに協力しようとしているし、日本にはまだまだ優秀な半導体製造装置やら材料素材があるからだ。
問題は量産だ。
それも前述した様に、開発を行いながら、毎日歩留まりと戦い、製造コストを抑えて行く。
さらには半導体製造装置をどんどん新しいものに変えて行く。
そんな猛烈に多忙な半導体産業が現在の日本に向いているのだろうか?
もし競争に勝ち抜くなら、ビルドUP製造(3次元積層半導体)やパッケージ製造を
上手く組み合わせて日本独自の半導体製造を目指すなら、多少の勝算はある。
3次元半導体に極めて重要な技術はメッキにおけるスルフィルとかビアフィル技術であり、その
技術を使って3次元半導体(チップを積み上げる)の製造技術を確立させる事が出来れば
TSMCとかサムスン電子に一時的には勝てる。
ただ半導体産業は、ものすごい競争をしていくわけであるから
1年後には抜かれるかも知れない。世界の半導体メーカーのTSMCとかサムスン電子を
打ち破るのは経営者やら技術者やら従業員やら全ての人が猛烈社員になる必要があります。
それも猛烈でいるのがずーっとなわけです。半導体の量産は24時間ですから、毎日毎日
休む時がありません。1970~1980年代の日本人なら耐えられるでしょうが現代の日本人
に耐えられるだろうか?
このウラログへのコメント
コメントを書く