- 名前
- ゴルキチ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 群馬
- 自己紹介
- カリ大 太い
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澤地久枝の記録ミッドウエー海戦とは 今日23時からNHKEテレ
2023年06月10日 11:15
澤地久枝の記録ミッドウエー海戦とは 今日23時からNHKEテレで放送。
澤地さんは高齢92歳。満州に渡り、そして帰国して来た人です。
女性でありながら、日本の旧海軍の事を取り上げて小説にしています。
小説と言ってもノンフィクションの小説ですね。
大東亜戦争の時代、14歳の少女がどのように生きて来たのか実に興味深い女性です。
満州ってあの当時世界の最先端を走っていた様な国で、当時の日本はアメリカの大恐慌の影響や
東北での大飢饉があり、貧しい日本に居るより満州に渡った方が夢があると思った人はかなりいたわけです。
記録ミッドウエー海戦は、日米の戦死者3418名の声を拾い上げてまとめあげた本です。
(自分も既に予約購入しました。発売は6/13日)
正に膨大な時間を掛けてその声を拾い上げて行ったわけです。
澤地さんは非常に根気のある人なのだと思います。
ミッドウエー海戦の背景ですが、あの当時日米の機動部隊の戦力を比較すると
圧倒的に日本が優勢でした。首脳部がアメリカの機動部隊が現れる事を切に願っていました。
出会えば鎧袖一触に打ち破ると公言していましたから。まあ自信過剰とも言えるのですが
それほど日本の南雲機動部隊は強烈に強かったわけです。当時世界最強だったのは間違いありません。
アメリカ軍も勝つなんて事はまずないから、出来るだけ大敗しない様に作戦を練っていました。
アメリカ軍がミッドウエーに日本の機動部隊が現れる事を暗号解読して事前に知っていたのは、
確かに勝利に貢献しました。
それでも日米機動部隊が正面から激突すれば、アメリカ軍の勝利などあり得なかったのです。
しかし運はアメリカに味方した形になったわけです。
日本軍が大敗したのは正に戦術ミスです。
空母甲板上で爆弾から魚雷へ装填変更している時に、上から飛来した急降下爆撃機ドーントレス
の爆弾が命中して、甲板上に転がっている爆弾だの魚雷が次々に誘発して大爆発して走行不能
沈没。空母4隻が沈没して大敗。
攻撃機が爆弾装填している状態で直ぐに飛び立てば、甲板上に飛行機はいなくなり、爆弾も魚雷もなく
ドーントレスの爆弾が命中しても沈む事もなかったわけです。
南雲長官が、魚雷装填にこだわったのが致命傷でした。
飛龍の山口多聞少将の進言の如く、「爆弾装着のまま直ぐに発艦してアメリカ軍を攻撃せよ。」
を実行していれば、戦力差から言っても日本軍は勝利していたと思います。
そうなるとミッドウエー島は日本が占領。そしてハワイ真珠湾は当時の日米戦力差から言って
当然日本軍が占領したでしょう。
そうなるとアメリカは西海岸防衛に戦々恐々となり、ヨーロッパ戦線への
軍隊派遣など到底出来なくなり、ドイツがヨーロッパを占領という図式になります。
それだけミッドウエー海戦の大敗は大きな分岐点になってしまったわけです。
そういう事を念頭に、今夜のNHKEテレの記録ミッドウエー海戦を見て頂ければ幸いです。
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