ニデックの次世代Eアクスル

ニデックの戦略商品は言わずと知れたEアクスルだが、さらにモジュールを大きく進化させる。
ルネサスと組んで、今まで３部品（モーター、ギア、インバーター）だったEアクスルをさらに３部品を組み込んだ(合計6部品)新製品を投入する計画だ。
新製品は24年6月までに中国で発売する予定になっている。
新たに組み入れるの肝となるのは車載電池がメインだ。残りは配線ユニットとコンバーターになる。
車載電池を取り込む事で、軽量コンパクト化でさらなる電費の向上が図れる。
さらにはパワー半導体にSicを採用する事で、航続距離を大幅に伸ばす事が出来る。
ニデックはこの次世代Eアクスルで中国市場のシエア大幅拡大を狙う。
中国の新エネ車（EV、PHV、FCV）は昨年690万台となっており、
ニデックがこの次世代EアクスルでシエアNO1になれば、大きな意味を持つ。
この所停滞している株価に取って、大きなインパクトになるだろう。