４３歳の過ち　その１８

「あ、ああ、、、、おおおおおおぅ」
オトコのくせに、恥ずかしい声をあげてしまった。
さすがに上手い。
大学時代にまぁまぁ遊んだって聞いてたから、納得なんだけど

やっぱりちょっと悔しい。
いや、ホントはかなり悔しい。

彼女の過去、現在、未来までも独り占めになんて出来やしないのに。
でも、やっぱりその全てが欲しい！！！

カッコ悪いけど、この強く渦巻く嫉妬も彼女への愛のひとつ
今まで通り過ぎていったほかのオトコ達をすべて消し去りたい想いを込めて、彼女を愛した。

控えめに勃起したクリトリスを丁寧に剥いて、舌先でつついたり、優しくなめたりする。
お尻の方までたれている愛液を舌ですくいとって、花びらの一枚一枚を舐めあげる。
その間も両手は乳房を揉みしだき、乳首を軽くひねり上げる。
「あっ、、、、あっ、、、ああん。や、、やん、、、あはぁっ」


ベッドの上には二匹のケモノ
愛をむさぼり合う二匹のケモノ

いま、この部屋だけが二人のセカイ
もう、誰もいない二人だけのセカイ

激しい息遣いと喘ぎ声
お互いが激しくぶつかり合う音
それだけが響く

激しい音
狂おしい声

でも
何よりも切なくて優しいオト