- 名前
- ロールキャベチー
- 性別
- ♂
- 年齢
- 40歳
- 住所
- 北海道
- 自己紹介
- セックスは共同作業。お互いに気持ち良くなることが、大切。何度もイカせて、最後は中で一...
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僕が家庭教師をしていた女子高生は、まだ処女だったのに…2/10 センセ、もっと…
2015年08月05日 00:23
頭の回転は悪くないようなので、その日初めて、ボクはMに好感が持てた。
「ボクなりに理由はあるんですけど、こうしませんか。Mちゃんが問題を一問解いて正解をしたら、ボクがMちゃんの質問にひとつ答える。どうですか?」
「どんな質問でもいいの?」
「はい」
「それなら、いいよ」
Mは涼しい顔で答えると教科書とボクを見比べて目で"どれ?"と尋ねた。
ボクがさっき言った練習問題を指すと、Mはノートを取り出してサラサラと問題を解き始めた。
一分も経たないうちに、
「できたよ」
と言ってノートから顔を上げた。
半信半疑でノートを覗き込むと答えは合っている。
「じゃあ、これとこれ」
ちょっと悔しくて大人げないけど、授業でまだ習っていないかもしれない教科書の真ん中あたりの練習問題を指してみるとこれも直ぐにサラサラと解いて見せた。
"ウソだろ?"
信じられなかった。
ボクはムキになって、教科書の最後の方の問題を二つ選んだ。
「これとこれも解いてみて」
Mは直ぐにノートに鉛筆を走らせると瞬く間に解いてしまった。
脱帽だった。
「Mちゃん、どうして・・・」
「ストップ!センセ、問題を解いたのは私だよ」
確かにそうだ。目で続きを促すと、
「五つ解いたから、五つ質問できるよね?」
と言うのでボクは頷くしかなかった。
「嘘の答えはダメだよ」
「わかってるよ」
「センセ、私を見てダメな子だと思ったでしょう?」
ボクは正直に頷いた。
「どうして丁寧語じゃなくなったの?」
"しまった!"
思わず我を忘れて普通に喋ってしまった・・・。
「多分驚いたからだと思う」
素直に告げると、Mは満足そうに頷いて、
「あと三つはとっておくね」
と言われた。Mは悪戯っぽい目をして、
「センセ、もっと…
問題出して」
と言ったが、ボクは直ぐに白旗を上げた。
勝てない勝負を続けたら、泥沼にハマる。
Mにどんどん問題を解かれたら、ボクは何でも洗いざらい喋らされてMに丸裸にされてしまうと思った。
「ねぇ、どうしてMちゃん、勉強できないふりをしたの?」
Mは少し悪戯っぽい笑みを浮かべると言った。
「センセ、問題解いてないけど、特別に答えてあげるね」
"これはまた、一本取られた・・・"
そう思ったのが顔に出たのか、Mはクスリと笑うと続けた。
「私は、出来ないふりなんかしてないよ」
「えっ?」
「センセが私を見て勝手にそう思ったんだよ」
言われてみればそうだった。
確かにボクはMの見た目に惑わされてしまった。
「でも、どうしてそんな風に思われるような態度を取っているの?」
「センセ、もう質問の権利ないんですけどぉ」
ボクは苦笑しながらMにはっきりと言葉で白旗を揚げた。
「Mちゃん、降参だよ。だから、普通に喋ってもいいかな?」
Mは特にボクをやり込めた風な態度は見せず、ニッコリ笑うとあっさり"いいよ"と言った。
「聞きたいことは色々あるけど、しばらくお話しする?それとも勉強を続ける?」
Mは少し考える素振りを見せて、
「勉強する。センセはそこで好きなことしてて」
と言った。
つづく…
このウラログへのコメント
あ~っ。
勉強しちゃうのかぁ…
まだかな~?続き(^^)
それから?それから?
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