☆優しさとｻﾃﾞｨｽﾃｨｯｸ【一話】

(コメントありがとでした、番外編として、デジともの方から自分を主人公にとリクエストあったので急遽書きました)



約束の待合せ場所に向かう彼女の足取りはいつもと違っていた…

それは、彼から…
「今日のデートには、あれを挿入した状態で来いよな…」
と朝一、電話があったから…

あれが挿入されたまま、外に出るのは初めてだった…
サイズこそ小さいものの、あの形…　が挿入されている状態で外を歩く…
それも、しっかりホールド出来るランジェリーであれば、安心できるが…

彼のお気に入りの、サイドが紐リボン…レース…
そして、ストッキングはガーターという淫靡なランジェリーが指定であった…

彼に気に入られようと、リクエストには応えてきたが、今回は彼女にとって、恥ずかしい
内容だった…

家を出るときにも、ランジェリーを身に着けているだけで…
体が愛され方を覚えているので、敏感になっていた…
まして、たまに使われる、彼の悪戯用の小型のリモコンバイブを自分で挿入するときに
少し入れるだけで、昂ぶりから蜜が溢れている状態であった…

待ち合わせの場所に着くと…
彼からのメールを受信した…

「そこで、リモコンのスィッチを入れろ」

指定された場所は、待ち合わせ人も多く、ちょうど男性の割合がおおかった…

振動音が漏れたらどうしよう？
変な声が出たらどうしよう？
立ってられるか？

と考えるだけで…心音が早くなった…
しかし、身体は反対に…熱く濡れてくるようだった…

電話がなった…
「早くしなきゃ、俺は帰る」とだけの通話で切れた…

（見られてる…）

でも、彼に逢いたい、愛されたいという思いが強いので…
ポケットにある、スィッチを入れた…

弱ではあるが…中でゆっくりと振動していた…

『…っ…ぃ…』

と声が出そうになったが、必死に耐えた…

周りの人に気づかれたらどうしようという羞恥心とは反比例で、部屋で使っているときよ
りも、感じて、蜜が滴っていた…

しばらくして慣れた頃に…また電話がなった…

「強にしろ」またもや切れた…

不安になりながらも、強にゆっくりとスライドした…

さらに、中での動きに激しさを増し、恥骨への振動で、周りの人にもばれている…
と思いながらも、狂いそうなくらいの快感から耐えていた…
が、腰には力がはいらず、壁側によろめきながら、移動した…

壁側の人が、不振に思い
「大丈夫？」
と聞かれ、「ぁ…っ…だ、だぃじょうぶです…」と応えるだけでいっぱいだった…

再び、電話がなった…

「よしよし、いい子だ…今日はかわいがってやる」

彼女はその声を聞いて、安心して…弱にスライドさせていた…
しばらくして、彼が目の前に現れ、手を差し伸べた…

よろめきながら、彼に寄り添いながら…

彼は、ポケットにあるリモコンを黙って取っていた…
交差点で待ってる時に、不意に彼は

強に一気にスライドさせた…

彼女は心の準備もないまま…

『ぁ…っ…ひぃ……』と声を漏らし、腰を落とした…

周りの人は、こっちを見ていたが…

彼は優しく

「大丈夫か？そこまで歩けるか？」と優しく声はかけながら
サディスティックな目で見つめていた…

心は、彼のその目に見つめられながら、
身体はバイブでいたぶられていた…

すぐに彼がオフにして、何とか駐車場に到着し、ワンボックスの後シートに乗った…

さっきまでの、サディスティックとは反対に…
彼女の頭を
「よくがんばったね、うれしかったよ」とよしよしをしながら、そっとキスをした…

彼女は、それだけで涙がこぼれ…ていたが、彼は再び、強でオンにした…

彼女はビクッビクッと腰が振るえ…彼ははゆっくり両脚をひらいた…

そこには幅の狭い、クロッチでは抑えるのが、やっとのモノが動いていた…
クロッチはすでに彼女の蜜で、染みをつくり
もはや下着としての機能は無く、羞恥心と恥辱、彼を喜ばせるモノになっていた…


（つづく…）