～深淵～

彼にとって、妻以外の女性とは結婚後初めてであった

こんな情熱的で甘美なSEXも久しぶりで、彼自身も驚くほど

硬くひとまわりも大きくなっていた…

『奥まで…』

という、甘い声に誘われ

彼女の全ての粘膜を感じながらゆっくりと深いところまで達した

最も深いであろう壁面に達する直前に彼女の腰は数回上下にビクッと波打ち、その振動は胸の膨らみにも波及した

その光景を彼は見ながら、次は入口までカリで刺激しながらストロークし、抜けそうになる直前に再度ゆっくりと侵入していった

挿入されながらも、粘膜を味わいながらストロークされるペニスには蜜がしっかりと壁面と密着させるかのように、まとわりついていた…

次第に彼のストロークが早くなるにつれ、彼女の漏らす声と背中にたてられた指先の跡が大きくなっていた

ストロークからグラインドに変わる時、透明であった蜜は白濁になり、量の多さから

ベニスの根元からアナル付近まで滴っていた

さらに彼のグラインドは激しさを増すにつれ、彼女も求めるように

『…あ…っ…い…い…』

とつながらない言葉を発しながら、彼の背中に跡を残していた…
その痛みが快感に替わるころ

互いに絶頂を迎えようとしていた…

『い…い…っ…ちゃ』

という声を聞くと同時に、彼も果てる寸前で、彼女から抜き

下腹部にほとばしった…

2人は重なり、興奮した心音を重ねながらゆっくりと呼吸をしていた…