迫水さん復活・いや復帰かな？

ある日　迫水さんから

連絡がありました

「やがみさん　おひさしぶりです」

・・・　おひさしぶり・・・です？

ですっ　って・・・？

わかる人はわかると思いますけど

迫水さんの場合

「やがみさん　おひさしぶりじゃないの」とか

上目線な物言いなはずが

敬語・・・

驚きを隠せないわたし

「えっ、あ、おひさしぶり　元気だった？」

「はい　元気にえっちしてますよ」

「あ、そ、そう　それはよかった・・・」

「あ、それで　お暇でしたら見に来て欲しいんですけど」



迫水さんの話

あるモールの屋上パーキングに来て欲しいと・・・

止め位置とか車種とかなんか詳しく教えて来たけど



「どうする？」

主人に聞いてみる

「うーん　ちょうど買い物あるし

そこでも目当てのもの買えるから行ってみようか」

「でも　また　待ち伏せとかだったら・・・」

「まあ　今回は　わたしもいるし」



迫水さんが壊れて以来

うちにも来なくなって

会うのは初めて・・・



田中さんとか井口さんから

話は聞いてるけど



以前も結構　男性社員に色目使ってはいたけど

今は　露骨に無節操

毎日　お持ち帰りしてると田中さん

井口さんが見た感じは

お持ち帰りされてるみたいと

迫水さんの場合　されてるってイメージが

結びつかないんだけどね



あと　納涼会があったとかで

今回もすでに部外者の渡辺さんも来てたらしく

まあ　わたしにも連絡はあったけど

今回は無視

そこで井口さんが二次会に誘われたとか

二次会が乱交パーティーと知らない井口さん

会場までついてっちゃったらしいのだけど

迫水さんに追い返されたとか

結果的に迫水さんに助けられたわけで


指定された場所へ

うん　確かに車が止まってる

そして３人の男の人が

囲むように中を覗いてる

「あ、あの子たち・・・」

「知り合い？」

「うん　わたしをまわした三人」

「ふむ　ここで待っててくれる」

「うん・・・」

主人が車のところへ・・・

中を覗き込む・・・

なんか　話をしてる

手招きされてわたしも向かう

「なんしたん？」

「うむ　これを見て欲しかったらしい」

「えっ、これ・・・えっ、なに？」

そこでわたしが見たものは・・・



車の中で全裸の迫水さん

しかも知らない人たちとえっちしてる・・・

「あんっ　あ、やがみさん・・・」

「あ、お、おひさしぶり・・・」

「来てくれたんだ、あん」

「あ、うん　それでこれは？」

「うん　気持ちいいの　ああん」

何を考えてるんだろう・・・？

「ひっ・・・」

いきなり腕をつかまれる

別な手がお尻を撫でる

「あの時の淫乱女じゃん」

「ほんとだ　またして欲しいのかよ」

なんかムカっとくる言い方だし・・・

「だめよ　その人はだめ」

「えー　なんでだよ」

「あんたらの手に負える相手じゃないから」

「だって　あんなによがってたじゃん」

「あんなのその人にとっちゃウオーミングアップよ、あん」

なんか　迫水さん　助けてくれてるよ・・・

ただ　それでも　えっちは止めないんだ・・・



「うそだろ　信じられねえよ」

「みんな総がかりでもわたしを満足させられないでしょ？」

あ、みんな黙っちゃった・・・

「わたしを満たせる唯一の男がその人の御主人よ」



なんか　迫水さんの中で

主人が神様化してない・・・？



「だってさ」

「わたしは普通にしてるだけだが」

「あなたの普通は普通じゃないから」



「信じられるかよ」

「やっちまうか？」

なんか　やばいこと言ってるよ




「相手してやれば」

「えっ・・・？」

というか　少しキレてる？

「身の程を教えてあげれば」

「で、でも」

「わたしも立ち会うがよい？」

「てめえの女がひいひい言うのみせてやるぜ」



なんか勝手に話が進んでるし・・・

主人が耳元でささやく

「確かに　ひーちゃんだけどな」

ちょっと　笑えるような笑えないような・・・

そういう意味じゃなんだけどな

ひーちゃんって・・・


「だめー　そんなのやめて」

意外なとこから・・・

迫水さんから反対意見が・・・

「ん？」

「そんなことされたら　使い物にならなくなっちゃう」

「そしたら　わたしが相手をするよ　不服？」

「えっ、いいんですか？」

「うん　今の君はいい感じに壊れてる」

「う、うれしい」

「それに　」

「それに？」

「この程度の輩には過ぎた子だ」

「どういう意味だ？」

「言葉のまんまだ」

なんか　話がとんでもない方向に・・・



でもさ・・・

そんなことより・・・

それって・・・

迫水さん復活・・・？

いや・・・

　　　　　　　　　　　・・・壊れたまま戦線復帰？


おまけです

後日　その場にいた5人としました
お粗末すぎて
ログに書く気にもなりません
やっぱり　気持ちのこもってないえっちは
されるのもするのも楽しくないですね

それにひきかえ・・・
そのときだけは歓喜する迫水さんが
うらやましく思えました