感じる井口さん声を押し殺す・・・

わたし「お昼出来たよ・・・」

主人「ほーい」

主人が廊下から戻ってくる

と、いうか井口さん　大丈夫なの？

ぐったりして体が小刻みに震えてる

金魚みたいに口をパクパクさせて

どんだけ煮詰まっちゃったの・・・？


わたし「えっと・・・」

主人「普通にしただけだよ」

わたし「そうなの・・・？」

主人「誰かさんがよーく煮込んでくれたおかげでね」

えっと　言い返せないかも・・・

わたし「ところで井口さん　ご飯食べられるの？」

主人「無理かもね」

わたし「井口さん　大丈夫？」

井口「・・・だ・・・い・・・じょ・・・ぶ」

だめそうね・・・



主人「まあ　仕方ないな」

そう言いながら　口移しに食べさせる主人

わたし「あ、それ・・・」

主人「ん？」

わたし「なんか妬ける・・・」

主人「あとで　ゆっくりしてあげるよ」


食事が終わって隣の部屋へ

窓を全部開けてカーテンを閉める

外からは見えないけど

外の音が聞こえる部屋

わたし「それ・・・きついよ」

主人「でも　すごく感じるでしょ」

わたし「そうだけど・・・」

うん　それはきつい・・・

外の音が聞こえるということは

外にも音が聞こえるってこと

井口「これって？」

主人「そう　大きな声を出せば聞こえちゃうわけで」

井口「そんな・・・んっ・・・」

ある意味　これって拷問に近いよね

井口さん　Ｍッ気あるし

これってはまるかも・・・

井口「んっ、あっ、だめ」

感じるところを効率的に責められる

声を出さないのが無理

それを無理やり押し殺す

これって　何でか感度が上がっちゃうし・・・


声を殺してくねくねと体をよじる姿が

すごく可愛い・・・

そしてすごいいやらしい・・・


わたし「わたしもいい・・・？」

主人「いいよ」

わたしも一緒に井口さんを

井口「うっ・・・あぅ・・・」

井口さんの体がビクンとする

いっちゃったみたい・・・

井口「　　　　　　　　　　ふっ」

再び　ビクンと動く

そして連続してビクンビクンとする・・・


井口さんの感度はもう全開だ・・・

チャイムが鳴る

主人「おや、誰だろ？」

わたし「ちょっと見て来ようか？」

主人「いや　君　その格好じゃまずいからわたしが出るよ」

わたし「じゃ　わたしは続けてるね」

主人が玄関へ


主人「あれ　美弥さん　どうしたの？」

へっ　美弥さん？

何で・・・？

ちょっと驚くわたし

でも　もっと驚いたのは井口さん

井口「い、石川さん、なんで？」

なんか　井口さん　うらめしそうに見るし

わたし「わたしは知らないよ　ほんとだよ」

井口「ほんとですか、あん、うぅぅ」


主人の反応から

どうも主人の作戦ってわけでもないみたい


主人「それで　今日はどうしたの？」

美弥「あ、ちょっと聞いて欲しいことがあって」

主人「そっか　じゃ　どうぞ」

美弥「お邪魔します　あの今日はゆうこさんは？」

主人「ん、出かけてるよ」

美弥「出かけてる・・・か」

主人「そう　出かけてる」

美弥「わかりました出かけてるんですね」

今の会話・・・

そうだよね　美弥さんところから

うちは丸見えだし・・・

主人の作戦抜きで

美弥さん　知ってて来たな・・・

わたし「やがみ・・・さん・・・うぅぅ」

口を押さえて涙目になってる井口さん

これ　きついよね・・・

わかるよ・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・でも　やめない＾＾