ゆうりの泡日記-わたしだってキレるよ

色んな人が来るな・・・

待合室で女の子たちと話してると

結構　面白い話とか

嫌な話とか色々聞かされる

幸いなことに他の子が言うような

嫌なお客さんに当たってないし


まてよ・・・

もしかして気づいてない・・・？

考えたら　とても最低な男たちに

最低なことされた

もしかして・・・

あれがトラウマじゃなくて

ああいうのに免疫が出来ちゃった・・・？


なんて思ってたら

ちょっと嫌なお客さんに当たりました・・・

わたし「いらっしゃいませ」

お客さん「どうも」

わたし「それでは失礼します」

いつものようにお客さんのを

拭き拭きしてパクッ

お客さん「いきなりっ？」

わたし「えっ、嫌でした？」

お客さん「いや、ちょっとびっくりした」

この前わかったんだけど

このサービスは絶対しなきゃならないわけじゃ

ないみたいで　だいたい半々らしい


溜まってたのかな

結構　早い・・・

お客さん「えっ、飲んだの？」

わたし「えっ、だめでした？」

お客さん「いや　なかなかそういうのないから」

わたし「そうですか　わたしは普通に飲みますけど」

お客さん「ふーん　そういうの好きなんだ」

なんか　ちょっと嫌な言い方・・・

言葉じゃなくて言い方がちょっと・・・

でも　まあ　このくらいは結構　多いし

とりあえず　体を洗う

お客さん「彼氏とかいるの？」

わたし「彼氏はいないですけど」

お客さん「じゃあ　パトロンでもいるんだ」

わたし「いませんよ　主人はいますけど」

お客さん「えー、じゃあ　人妻なんだ」

わたし「ええ、そうですよ」

お客さん「旦那いて何でこんなことしてるの？」

わたし「何でって・・・なんでだろう？」

言われて見ればそうだ

お金に困ってるわけじゃないし

主人に不満があるわけじゃない・・・

えっちがしたいわけじゃない・・・

これは・・・

あとでじっくり考えてみよう・・・

お客さん「ふーん　好き者なんだ」

わたし「えー、そんなあ・・・でも　えっち好きかも」

確かに　好き者と言われても否定は出来ないな

それにしても・・・

質問責めが始まった・・・

お客さん「旦那とのセックスに不満あるの？

　　　　　旦那は知ってるの？

　　　　　パイパンって旦那の趣味？

　　　　　旦那さん　何歳？

　　　　　変態おやじのじゃ満足出来ないの？

　　　　　自分が淫乱だって自覚ある？」


なんか　だんだんあつかましくなってくる・・・

潜望鏡のとき　髪をいきなり掴んで

上下に激しく揺するし・・・

お湯の中に顔が・・・

わたし「ちょっと　それはやめてください」

お客さん「何言ってるんだよ　こういうの好きなんじゃねえの」

わたし「こういうのは好きじゃないです」

お客さん「嘘つけよ　おう、出るぞ」

なんか・・・きれそう・・・

でも　我慢しなきゃ・・・

口の中に出される・・・

口の中にお湯も入ってきてる・・・

わたし「げほっ、はあ、はあ・・・」

ちょっと苦しくて涙目になってるし

お客さん「なんだ　その顔は　好き者の癖に」

入ってきた時とは打って変わった態度

多分　強気に出れば逆らえないタイプって思ったな・・・

でも　さすがに　キレるわけにはいかないし

とりあえず一休み　飲み物を頼む

なんかふんぞり返ってるお客さん

なんかムカムカしてきた

ドアがノックされて

従業員さんが飲み物を持ってくる

わたし「あげてあるから・・・」

従業員「あ、はい　わかりました」


これは　実は暗号みたいなもの

部屋についてるインターフォン

部屋の数だけ事務所にあって

受話器を上げると繋がる

受話器を置くと切れるんだけど

ちょっとずらしておくと

通話状態にしておける

以前　覗けるとこがあるようなこと書いたけど

危険対策にそういうのがある部屋もあるけど

全部ってわけじゃなく

もしもの時の頼りはこれ・・・

もっとも

もし　何もなかったら・・・

自分の接客が全部聞かれちゃうわけで

つまり　この後　何も問題なく

まじに気持ちよくなった場合

感じてる声　

みんな聞かれてしまうわけで・・・

これはこれで勇気がいる・・・


ただ　他の子の話で　叩かれて痣作ったって話も聞いたし

わたしの体はわたしのじゃなく

主人のだから


お客さん「ほら　咥えろ」

いきなり口にねじ込まれ

髪をつかまれ根元まで・・・

わたし「げほっ　げほっ」

お客さん「どうだ変態おやじよりいいだろ？」

いいとかの問題じゃない・・・

なんかむかつく・・・

けど・・・

この会話　聞かれてるんだよね

いけない・・・

ちょっと興奮してきた・・・

ついでに　ある一件で

何も考えずに

ただ　気持ちよくなることだけを考えるって

とても都合のいい技？をマスターしちゃったし


寝かされてむさぼるように

荒々しく揉まれ舐められる・・・

わたし「あん・・・ああん・・・」

お客さん「淫乱な女が　こんなに濡れてよ」

わたし「ああん・・・いや・・・」

犯されてるみたいな感じに中に入れられる

お客さん「どんな気分だ　ああっ　このすけべ女が」

わたし「気持ちいい・・・」

気持ちはいい・・・けど

いちいちうるさいよ・・・

お客さん「旦那以外のをくわえ込んでよがってどんな気分だ？」

わたし「ああん・・・あん・・・」

そして中に・・・


というか・・・

まだ時間半分くらいあって・・・

もう三回目・・・

ちょっと早くない・・・？


そして・・・

数分後　わたしは・・・

インターフォンに向かって

事務所に聞こえるように叫んでた

「たすけて・・・」

じゃない違う言葉・・・


４回目を出したあと

なんかすごい疲労感感じながら

お客さんのほうに振り返ったとたん

顔に何かかかった

わたし「な、なに・・・」

お客さん「ほら　これも飲めよ」

おしっこ・・・


我慢の限界越えたよ・・・


わたし「ごめんさい　限界です」

おもいっきりお客さんの顔をひっぱたいちゃった・・・

お客さん「なんだよ」

わたし「ふざけないでよ　わたしを何だと思ってるわけ」

お客さん「いいじゃねえか　こっちは金払ってんだぞ」

わたし「ふざけんあ」

もう　とまらない

また　ひっぱたく


従業員「失礼します　ゆうりさん　だめです」

入ってきた従業員に止められる

お客さん「なんだよ　この店は　客に暴力かよ」

工藤さんが入ってくる

状況を理解した感じで

工藤「ゆうりちゃん　暴力はだめだよ」

わたし「すいません・・・」

工藤「とりあえずお客さんに謝って」

わたし「・・・すいませんでした」

お客さん「ふざけんなよ　この便所女がよ」

工藤さんが制しなきゃ

また　なぐりかかってたよ

工藤「とりあえず事務所でお話を」

そう言って　お客さんを事務所につれていく

工藤「とりあえず　シャワー浴びて控え室に戻ってね」

わたし「・・・くやしい・・・」

工藤さんが肩を叩く

工藤「とりあえず筋は通すから」

まじで泣いたよ・・・

悔しくって・・・

控え室に戻って端っこに座る

紗枝ちゃんが慰めてくれる

紗枝「大変でしたね」

わたし「殴っちゃった」

紗枝「仕方ないですよ　」

わたし「でも　お店に迷惑かけちゃったし」

みゆき「大丈夫よ　あのお客　もう来ないし」

わたし「みゆきさん・・・」

みゆき「あのお客　ちょっとやりすぎたわね」

わたし「えっ・・・？」

話によると事務所でふんぞり返ったお客さん

逆に違反行為を指摘され

この場合　わたしにおしっこをかけたこと

あと　ちょっと暴力的行為もあって

逆に脅かされたとかで

顔を真っ青にして帰っていったそうです


気ままな出勤のわたしが言うのもなんだけど

ソープ嬢だって生身の女なんだから

ちゃんと大事に扱って欲しいと思う

これって・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　・・・わがまま？