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2010年07月03日 00:36

ワタシは基本的に情が深い人間なのだと思う。

友人間然り、職場での人間関係然り、男女間然り。

ひとをあまり嫌いにならない。なれない。

もちろん、人間なので憎むほどに嫌いになったひとも少々。

というか、記憶にあるのは、過去の男二人だけ。

それも、今思えば「そんなに憎まなくても」と思うくらい。


よく「お里が知れる」とか「親の顔がみたい」というけれども、

ワタシはひとの欠点を見てしまったときに、

その周りのひとのことを考え、想像してしまうのだ。

「このおっさんにも娘がいるんかな」

「世間的にはひどい男だろうけど、母親思いなんだよね」

「この男を選んだ妻はどう思うんだろうか」

そう思ってしまったら、嫌いになれない。

誰だって、自分の親や息子、夫が嫌われていたらイヤだろう。

鬼畜と呼ばれるひとも、ひとりじゃないんです。

母親から生まれて、なんらかの環境で生きているわけです。


結果。

ワタシは、たぶん、悪いことを計るひとから見たら

たぶん「ちょろい女」になっていると思う。

単純ですぐに絆されるように映るでしょう。

男からしたら、甘い言葉をささやけば落ちるように思えるだろうし、

女からしたら、泣きつけば助けてもらえると思っているだろう。



でも、それでいいわ。

本当は、判ってるから。

謀るということは、なんらかの意図があるわけでしょう?

それなら、その意に沿ってやろうじゃないの。

そんなワタシに絆されるひとがいると思って。

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