- 名前
- やがみ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 異常なまでのキス好き 脚も好き どうもSらしいw 現在、デジで会った彼女を 着せ替え...
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ペテン師の冬・delimiter
2008年04月27日 17:29
6日目の朝を迎えた
考えたら1週間毎日というのは久々だ
けいこさんに仕込まれ始めた1ヶ月は
毎日のようにさせられてたが
それ以降は 2、3日に一回程度だった
横には千恵子が寝ている
起こさないように腕を引き抜く
かなり痺れてる
腕枕ってのは寝相がいいと
かえってきついもんだ
千恵子の寝顔を見る
間違っても綺麗ではない
可愛いか? まあ見方による
もし 引き立て役なるものがあるならば
美由紀、加奈、うづき、ゆうり、千恵子と並んだら
間違いなく千恵子は他の子の引き立て役だろう
昔から通好みと言われればそうだし
不細工好きと言われれば否定は出来ない
念のため 普通に美的感覚は持ってます
好みと美的感覚は一緒ではないらしい
そして やり残しがないか考える
今回に至るにあたり思いつくことは
一応やっておこうと思った
アナル、SMも思いついたが これは経験がないし
考えないでおくことにした
ひとつやり残しがあることに気づく
これの逆バージョンも考えたが
それは こっちからするまでもなく
加奈の素敵な入れ知恵によって
千恵子が自発的にやってくれた
じゃ 取り合えずしとくとしよう
起こさないように知恵子の脚を開かせる
ぺろっと舐めてみる 軽く反応はする
ぺろぺろと舐めてみる 起きてるよりは鈍いが
一応は反応はする しかし そのうち目を覚ます
そう判断したわたしは 実は事前に準備してあったローションを
千恵子のとわたしのに塗りたくった
そして 起こさないようゆっくりと入れる
「あ、うん....」
まだ起きてないのを確認して ゆっくりと動かす
千恵子の息が荒くなっていく
「あん.... ん... えっ?」 起きたようだ
「おはよう」
「あ..おはよ....あん」
状況が理解出来てないようだった
理解するまで普通に動いておくことにした
「な、なんで?」
「なにが?」
「な、なんでやがみくんのが入ってるの?」
「いれたから」
「なんでいれたの?」
ここは意地悪モードでいくことにした
千恵子の目の前にローションでヌルヌルになった指を見せる
「起きたら こんなになってたから 欲しいのかなと思って」
「えっ....そうなの?」
「うん 寝ながら濡らすなんてすごいね」
「そ、そんな.... あたし....」
実際はローションのヌルヌルであるのだが
そんな事情は知らない千恵子はあっさりと騙された
「まあ いやらしい子になっちゃったね」
「ひどい... やがみ君が....」
「わたしが何だって?」
「やがみ... 」
「うん」
「あん やがみ君のせいじゃない...か」
おや なんかまた自虐的な方向に
「きっと あたしが 淫らなんだ...」
「なんでそう思う?」
「だって 気持ちいいのに負けてる...」
「ふむ」
「今 絶対やめて欲しくない思ってる」
「いやらしいね」
「もっと感じたい思ってる...」
「淫らだ」
「こんな自分 嫌だけど 拒めない..死にたい気分」
「死ねば」
「ひどい やがみくん...あん」
「今 感じてる?」
「うん」
「わたしじゃなくても感じる?」
「わからない...」
「でも今はわたしに感じてるね」
「うん」
「わたしにはそれはとてもうれしい」
「やがみ...くん」
「わたしは千恵子を裏切り続けるけどね」
「うん....」
「君は裏切らないでしょ」
「う...ん たぶん」
「考え方かえよ わたしのために淫らな子になった」
「あん...それって....」
「ありがとう うれしいよ」
「やがみくん...」
千恵子の耳元で囁く
「好きだよ」
「うれしい...」
わたしも実は涙腺のゆるい子で
小さい頃は よく泣いてた
多分 どっかで枯れはてちゃったんだろうが
それにしてもこの子も涙腺がゆるい
泣く女を見ると 殺したくなるくらいイラツクが
この子のはなんとなく不快にならない
それもこの子を選んだ理由のひとつだろう
「だから 気にせず乱れなさい」
「うん....」
朝はいきやすいという
確かに いつもより早くわたしも終わった
まだ 今夜一晩残っているが
千恵子のわたしに対するスタンスは
この1週間で完全に固まったのだろう
悪く言えば被害者体質
男立場からいえば 理想的に従順な女
人前ではわたしに気遣って少し距離を置き
二人だけの時にはしつこく感じないくらいに寄り添って
そして わたしの行動に素直に従う
だから2年近くもったのかもしれない
1年後に起こったあの件さえなければ
もしかしたら 今 そばにいたかもしれない
そうなっていたら わたしの人生 115度くらい変わってたかも
まあ そうならない運命だったのだろう
そう 運命だったら何があっても離れない
例え離れてもまた巡り合う
そして大学にいき夕方になる
「やがみくん 今日はどうするの?」
「あ 泊まるところは決まってるよ」
少し距離を置いて歩く千恵子を引き寄せ肩に手をまわす
「やがみくん?」
「たまには寄り添って歩こうか」
「うん」
そして少し歩いたところで千恵子も気づいた
「今日 泊まるところって....」
「わかった?」
「うん....」
「感想は?」
「なんか記念の場所が出来たみたいでうれしい」
「そうか」
千恵子にキスをする 多分通行人に見られてるが
そんなことを気にするわたしではない
千恵子もいい加減なれたようだ
こういう感覚が麻痺してくるのってどうかとは思うが
まあ 犯罪になるわけではないのでいいだろう
「じゃ いこうか」
「うん」
わたしたちの向かう先
付き合う事を承諾させた そして今回の最初の場所
あのビジネスホテルへ向かった
そしてその夜は する前提はなしに
二人でお風呂に入り寄り添いながらテレビを見て
時々キスをして抱き合って眠った
多分 歳相応な微笑ましい二人だったと思う
そして朝 目覚めのキスをして大学に向かった
大学の最終日 明日からは冬季休暇だった
午後から田村たちと飲みにいった
「やがみ君 なんかさ明日中村さんと過ごすことになったよ」
「なんでまた?」
「誘われて断ろう思ったけど すごい笑顔だったんで断れなかった」
なるほど 彼女の笑顔は断る交わすという防衛だけじゃなく
攻撃にも使えるってことか 美由紀と目があう
アカシックスマイルが返ってくる
また余計な事をしちまったなと思いつつ
田村の冥福を祈ることにした
松山はしっかりと加奈に寄り添われ
ため息をもらしていた
そして 千恵子を駅に送りキスをして
わたしは実家(嘘)に向かった
「ただいま」
部屋の電気をつける
「.......」
なんだこの乱れようは.....
まるで暴れたように散乱した部屋
そして 毛布に包まって殺気立ってるけいこさん
「なにが....」
「おかえり....」
「なに このありさまは?」
「腹がいてえ」
「なんか悪いもん食ったん?」
「最悪だ.... 男はいいな」
「なるほど」
よく見れば 血のついた下着も散らばってる
明日は ライブだよな
ここで疑問に思った
月で一番機嫌の悪い時期に 楽しいものが重なったとき
いや 逆か 一番楽しみにしてた時 一番機嫌を損ねることが
重なった時 人の不機嫌はピークに達する
本人も最悪なんだろうが それに付き合うわたしは....
もっと最悪な気がした
すっぽかせばよかったと後悔したわたしがいた
このウラログへのコメント
kanaもアノ日は不機嫌になることあるよ~
(;>_<;)
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