メール

Ｔ君とあった次の日から携帯のメールの量が倍近くにふえた。
もちろんＴ君からのメールだった。内容は日々の生活のことや私のこと。本や音楽のすきなジャンルや私のしている仕事のことなど。
普通に会話をしているようにメールをしてくれる。

それまで私はそんな友達がいなかったから、とてもうれしかった。

お昼じかんには「今ごはんだよ～」
帰り道では「おつかれ」
寝る前は「おやすみ～」

本当にまめなひとだなぁ。
こんなにメールもらってドキドキするのは嬉しかった。

そんな状態が一週間続いた後、こんなメールが届いた。
『今度の土曜日、会えないかな？場所はどこでもいいよ。おれがあやのにあわせるからさ。』
そのあと連続でまたメール
『あ、俺さ、あやのの住んでいる街がみたいからいってもいい？』


え！！！
ちょっとびっくり。それでも嬉しい。

そうだ、お気に入りのカフェに一緒に行こう。
そしていろんなところ歩いて・・・。

と妄想はかってに膨らむ（笑）

「いいよ。おいで♪」
そうメールを返した。

私の頭の中は一度しか会ったことのない、Ｔ君に夢中になった。


早く土曜日が来ますように、デスクの上のカレンダーに拝んでいた（笑）





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コメントを下さった方、どうもありがとう。
そうです、二人が偶然であったのは渋谷ですよ＾＾