- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「prayground/校庭」レビュー☆
2025年11月01日 06:42
マヤ・バンダービーク主演他。あなたは再び、<あの世界>を体験する。7歳のノラが小学校に入学した。しかし人見知りしがちで、友だちがひとりもいないノラ(マヤ・バンダービーク)には校内に居場所がない。やがてノラは同じクラスのふたりの女の子と仲良しになるが、3つ年上の兄アベル(ガンダー・デュレ)が大柄なガキ大将にイジメられている現場を目の当たりにし、ショックを受けてしまう。優しい兄が大好きなノラは助けたいと願うが、なぜかアベルは「誰にも言うな」「そばに来るな」と命じてくる。その後もイジメは繰り返され、一方的にやられっぱなしのアベルの気持ちが理解できないノラは、やり場のない寂しさと苦しみを募らせていく。そして唯一の理解者だった担任が学校を去り、友だちにのけ者にされて再びひとりぼっちになったノラは、ある日、校庭で衝撃的な光景を目撃するのだった・・・。大人にはうかがい知れない、子供視点で描かれる学校。その悪夢のような日常をサバイブする7歳の少女の葛藤、そして恐怖にも似た不安心理をあぶり出す、ベルギーの新たな才能ローラ・ワンデル監督が創出した没入型の映画体験。
10/10点!!再び、<あの世界>を体験しちゃいましたよ(怖)まさにサバイブという言葉がぴったり。冒頭からノラの大粒の涙に心を鷲掴みにされた。何この撮り方、没入感が凄すぎる。最初は、二人の親になった感覚で、そのうち自身の学校生活を重ね合わせていて、最後にはその場にいて、小学生の当事者になったような感覚に陥った。今なら大人だから、何とか出来るはずなのに、小学校1年生で、どうしたらいいのか途方にくれるような、でも必死な感覚。ノラは天使のような子だ。ノラが笑っているととてもホッとするし、すごく可愛い。アベルはこんな妹がいてラッキー。先生と兄と父親の間で板挟みになるシーンでは胸が押しつぶされそうだった。許すかどうか、大人が決めるって絶対おかしいから。子どもでも許せないことは許せないのだから、それは本人しか決めたらいけないことだ。集団生活を始める前に、いじめとは意地悪とは何か、された時見た時はどうしたらいいか、教師も新米両親も子どもも皆、毎年アウトプットすることが必然だと感じた。学校生活が大人の社会生活の練習の場だというなら尚更だ。これ、学校で必須上映して欲しいな。リアル当事者である彼らにはすごく響くはず。ある意味、ごく普通のどこにでもある学校生活なのに、激しいショックと余韻で暫く動けなかった。2025年公開。








このデジログへのコメント
これは、、、観てみたいですヽ(゚∀゚)ノ
> はらぺこさん
こちらもUNEXTです☆
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