- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「42 世界を変えた男」レビュー☆
2025年11月15日 02:53
チャドウィック・ボーズマン主演他。1947年、ひとりのメジャーリーガーが誕生する。彼の名はジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)。背番号は「42」。当時、白人選手だけで構成されていた400人のメジャーリーガーの中で立ったひとりの、そして初めての黒人選手だ。そんな彼を待っていたのは、出て行け!の大合唱。時には審判、そしてチームメイトさえ、周り中のすべてを敵にまわす中、何にも屈せず、やり返さず、ただ黙々と渾身のプレーを続けることで、彼はそこが自分のいるべき場所であることを、自ら証明していく。そして世界は少しずつ、しかし確実に変わり始める―。4月15日。その日、大リーグではグラウンドにいる全員が背番号「42」をつける。どのチームの、どの選手も、敵も味方も関係なく。「42」―それは、大リーグで唯一の、永久欠番。その裏側に、鳥肌の立つようなドラマがあった。世界を変えた、誰も想像できない奇跡の実話。
10/10点!!流し見していたところ、ハリソン・フォードとチャドウィック・ボーズマンの最初の会話を聞いて「やばいこれ名作だ」と気づき、慌てて最初から見直しました(^^;)「42」番のことはたまたま知っていたけれど、野球のルールも分からないし、ジャッキー・ロビンソンという名前も初めましてだったけれど、黒人差別が吹き荒れる中にひとり飛び込んでいき、世界の流れを大きく変えていく人物のストーリーはとてもドラマティックでした。私の中にはなぜ差別するのだろう?というのが根底にあるので、観ていて辛かったけれど。大戦が終わったばかりで、まだ誰かを蹴落としたり争ったりしようと言うのか!ととても悲しくなりました。人間ってなんでこんなにも愚かなのだろう。アメリカにおける黒人差別なんてほとんどなくなってないじゃないか。人の痛みや絆をひと時は共有しても、それは場面が変わればなくなってしまうものなのか?彼が変えた世界の流れは止めることが出来ないほど大きくなっていったけれど、ひとりひとりの心を繋げ、それを忘れないというのはこれほどまでに困難なものなのかと逆説的に見せつけられたようなアメリカの暗部が噴出している作品でした。2013年公開。








このデジログへのコメント
10点満点!
私も本作に興味が湧きました^^
主演のチャドウィック・ボーズマンは、癌で43歳で亡くなりました。
亡くなった2020年8月28日は奇しくもジャッキー・ロビンソン・デー。運命を感じます。
コレ、確かに感動作ですよね。
日本と違い、米国では静かに野球を楽しめるので、米国在住時代は良く観に行き、そこでジャッキーの話も聞かされていたので、映画を観て「素晴らしい人だったんだな」って実感できた。
> 優しいケダモノ(^^)さん
ボーズマン、癌だったのですね。しかもロビンソンデーとは知らなかったです。本作を観て、良い役者さんだったのだなぁと実感しました。
> The Smithさん
素晴らしいの裏にこんな葛藤があったのだなと感動と悲しさが押し寄せました。
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