今日の1冊その69

愛読していた雑誌は「mcSister」。

こんばんは。玉こんにゃくです。

「ランチ酒」原田ひ香

夜勤明けの犬森祥子がいつも楽しみにしているのは、その日の最後に味わうランチとお酒。
今日という日を終わらせるために何を食べるか、どこで食べるか逡巡しながら選ぶ「ランチ酒」と、一風変わった仕事を通して都会の人々や、祥子自身の孤独と仲間の頼もしさを描くおいしい小説。

しょっちゅう外食できるのは、雇い主がボンボンで相場を知らなくて、普通より高い給料をもらえてるからだろうかなどと想像しながら読んだ。こういうところで邪推してしまうが、亀山、好きだなあ。

大阪に運んだ書類絡みの事件が今後発生するのかもしれない。ナンパを断ったところ、かっこいい！

お酒、特に日本酒に詳しくなりたいと思わせる作品。作者の好みだろうか。
続編もしっかり図書館にリクエストずみ笑