ショーシャンクと手紙の二重奏♪

久しぶりにフィガロの結婚を

聴いてました


カール・ベーム指揮

ベルリン・ドイツオペラ


歌手は

ディートリッヒ・
　フィッシャー＝ディスカウ

ヘルマン・プライ

エディット・マティス

グンドゥラ・ヤノヴィッツ

などの蒼々たる方々


俺がもし無人島に一枚だけＣＤを

持っていけるとしたら

このＣＤか

クーベリックのドン・ジョバンニやな

まぁどちらも三枚組なんですけどね



日本でも人気の高い映画

ショーシャンクの空に


あの劇中で刑務所に

朗々と鳴り響く「手紙の二重唱」

あのオペラとしてもフィガロは有名



いゃー

改めて聴くと

名曲ぞろいやわ


レチタティーボという

まぁ台詞のような所も美しい♪

だからハイライトではなくて

やっぱり全曲盤ですかね～



あの二重唱の場面

浮気な伯爵を懲らしめるため

伯爵を誘き出す嘘の手紙を

伯爵夫人のロジーナと

召使いで結婚を控えて

伯爵に摘まみ食いされかけている

スザンナが書いている場面



伯爵夫人のロジーナも

セビリアの理髪師では

伯爵と恋愛結婚で結ばれたんですけどね

伯爵は今や若い召使いのスザンナに

浮気心を出しているところ


いつの世も

男の浮気心

若い女性のお尻を追いかけるスケベ心

それに対する妻の哀しみと嫉妬

変わらないものですなぁ



ショーシャンクの空に

一番最初に観たのは

当時通っていた英会話の先生に

薦められたのがきっかけ



その後にスティーブン・キングの原作

『ゴールデン・ボーイ』の中の中編

「刑務所のリタ・ヘイワース」も

読みましたね


そう

リタ・ヘイワースは主人公が

刑務所便利屋に頼む

映画女優のポスター

当時、セクシー女優として

一世を風靡したらしいですよ




映画原題は

"The Shawshank Redemption"

ショーシャンクはあの刑務所

Redemption は約束の履行とか救済、

贖罪などの意味らしい



フィガロも贖罪、許しなどのテーマを

感じますからね～

木の下で再会を果たす映画のラストと

木の下での密会を持ちかける手紙

よく練られた選曲ですよね



生まれて初めて

モーツァルトのオペラを聴いて

飲んだ新宿の屋台の熱燗とおでん


なんか

いろんなことを想い出した

そんな休日の午後でした