- 名前
- かつみ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 57歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 仕事忙しくなり サイト休みます ☆☆ 神奈川に単身赴任中です 簡単な料理作っています...
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「めぐりあい」第三話 旦那のこと
2024年10月03日 06:25
旦那・隆とは私が岡山に来てからは、時々、メールしたり、電話したりで、GWや夏休みには大阪に悟を連れて戻ったけど、夫婦の溝は埋まらんままやった
ここ六年程は、夫婦の夜のこともしとらん
息子が生きがいやといっても、私も女や
旦那と不仲の生活の中で、寂しさを感じることも多い。そんな中で、もう5年も続けとるハルとのやり取りは、もう一つの私の張り合いといっても良かった
でも、お互いのブログのコメントや、日々のことを書いたメールを交わすぐらいで、その関係に進展はなかったんは、何処かで私の心にブレーキが掛かっとったんかもしれん
旦那と知り合ったんは、私が京都の仕事を辞めて今の会社に入り、大阪で働き始めて5年が過ぎた頃、同僚との飲み会で紹介されたんがきっかけやった
なんか、優しそうな、それでいて脆そうな感じは、ちょっとはるに似ている感じがした。でもはると違うんは、口が上手くて女性の扱いに慣れたところやった
はると別れてから付き合った男性もおったけど、長くは続かんかった
どこかではるを、はるのようにケンカはするけど私の本音の部分を引き出し、そして優しく包んでくれる、素のままの私を愛してくれる男の人を探してたんかもしれん
もう私は、一生一人で生きていかなぁあかんのかなぁ
旦那に会ったんは、そういう思いを持っとった時やったから、あっという間に結婚まで進んだんかもしれん
でも、結婚して旦那との生活を始めて、なんか違うなぁという気持ちがどこか心の中にあった
子供の出来たんは嬉しかったけど、旦那とは子供が生まれてから、前よりも、段々とすれ違っていってしもた
理由はと聞かれても上手くは答えられん
人と人との関係は、そんなもんやないかな
そして、旦那も私に対して、同じような気持ちも持っているのも何となく分かっていた
去年、旦那に女がおるんやないかと疑うようなことが何度かあった
浮気の疑いを持った私は、岡山への転勤を受けて息子との単身生活を始めたる決心がついたんやった
(つづく)
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