- 名前
- ゴルキチ
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- 年齢
- 60歳
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- 群馬
- 自己紹介
- ソロモンフェチです。ソロモン諸島をめぐる日米消耗戦を小説にしています。生活は株投資、...
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蚊撃退法に新しい技術
2024年03月03日 12:05
蚊が人類最大の敵なのは周知の事実です。世界で蚊に刺される事で発症する病気で死ぬ人の数は
200万人以上とされています。
マラリアだのデング熱、ナイル熱、ジカ熱、黄熱、日本脳炎だのが蚊に刺される事で発症します。
蚊は本当に厄介な奴ですよ。
この蚊をやっつける新しい技術が出て来ました。
①一つ目はアースモスシューターというスプレー剤です。
これはアース製薬と花王の共同開発です。
このスプレー剤を使って蚊を飛べなくして退治するというユニークな発想のスプレー剤なのです。
従来の殺虫剤とは違う液滴と泡を同時に噴射する事で、飛んでいる蚊であろうが潜んでいる蚊
であろうが、飛べなくして落下させるというものです。
このスプレー剤の成分はレモングラスオイルです。これはイネ科の多年草から蒸留して取れる精油です。
レモンと同じ芳香成分を含んでいます。自然由来ですから殺虫剤のような薬剤ではないので
安全性は高いですかね。
まず今年の7月にタイで発売され、徐々に世界展開して行くらしいですが
日本で直ぐ販売出来ないのでしょうか?
②は日経新聞に記載されていた記事によると、ボルバキアという細菌に感染させた蚊を使うものです。
ボルバキアという細菌に感染された蚊を放つと、次世代に渡って感染が引き継がれる。どんどんボルバキアに感染された蚊が広がると、デング熱のウイルスの増殖が抑えられる。マラリア原虫の増殖を抑える効果も見受けられたと言う。
別の方策は、ボルバキアに感染したオスだけの蚊を放ち、感染したメスが生んだ卵がふ化出来なくなる。
そうする事で、蚊の総数を減らすという仕組みだ。
こういう2つの新しい技術が出て来た事は、おおいなる朗報とは思います。
だが蚊がいない世界は果たして良いのだろうか?蚊が居る事で均衡が保たれていたものが
均衡が崩れ、何かが起きる可能性も十分あります。全滅させるのは危険かも。
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