- 名前
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- ソロモンフェチです。ソロモン諸島をめぐる日米消耗戦を小説にしています。生活は株投資、...
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サムスン電子焦っているな。
2023年12月29日 09:50
サムスン電子は日本の技術を追いかけ成長して来た会社で、日本から韓国本社を訪ねると
決まって日本人が居た。自分が良く知っている某社(我々の顧客)の技術者だった連中だ。
日本サムスン(日本の現地法人)でも会う人は韓国人の幹部もいたが、日本人ともよく会っていた。
彼らは自分が出張で行くと、日本にいた時よりも親し気に話しかけて来る。
まあ多少自慢気に言わせてもらえば、サムスンでは自分は有名な日本人だった。
まあアルバイト(金曜夜に出発して日曜日に帰国する輩)も結構いましたねー。
ばれてしまえば懲戒免職ですけどね。
そういう人達は、様々な事情もあるのだろうが、技術の流出には繋がるので、無論賛同出来ません。
あの頃のサムスンは、日本に追いつき追い越したかに見えた時で、幹部連中も自信ありげだった。
絶頂期はそう長くは続かないものだが、彼らはよく頑張っていると言えよう。
日本の技術に追いつくと言う時代は、日本が開発している方向を見て、真似て技術を盗み、製造技術で追い越すというパターンで何も問題なかった。
だが今度は自分達自ら次世代の技術を開発しなければいけない時代になると
そう上手く事は運ばなくなる。日本という先達が居なくなると、自分達で暗闇の中を航海して
行かねばならなくなるからである。いわば先生がいないのですよ。
特に肝心要の半導体に出遅れ感が急激に出て来た。まあ焦るよなー。
TSMCには全く敵はなくなり、SKハイニックスにも負け始める。
サムスンはメモリーに強いが、SKハイニックスにチップを積み上げる技術(3次元化)でも先行
を許した。この3次元化は後工程の技術で、日本には新光電気とイビデンが強い分野だ。
そうするとまたしてもサムスンは日本の技術に頼って来る事になる。
だがおいそれと後工程の技術など渡すわけもなく、どうするのか?
横浜に半導体技術の研究開発センターを設置するという解に出た。
日本は半導体関連の素材と後工程が強いから、そこで日本に来て堂々と、強い企業を
手を結んで再び自信を取り戻そうという感じですよ。
日本を追い抜いたと思っていても、技術の蓄積では圧倒的に未だ未だ日本が強い。
巷ではどんどん世界の最先端において行かれる日本が記事になっていますが
それほど日本は落ちぶれてはいないと言う事です。
まだ自信を持って世界に対峙して欲しいものです。
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