茨城勢J1とJ2を制す

茨城の水戸と鹿島を本拠地とする水戸ホーリーホックと鹿島アントラーズが
J2とJ1でそれぞれ優勝しました。
鹿島アントラーズは言わずと知れたJI発足時から常に上位に居続けた唯一のチームで、
一度もJ2に降格した事はありません。
Jリーグ発足時からJ1に居続けたチームはもう１チームあります。
横浜マリノスがそうですが、常に上位に居続けたわけではありません。
下位に落ちた時は10回程もあるのです。
そうなると鹿島アントラーズはJリーグでは一番のチームと言えます。
常に上位におり、かつリーグ優勝は９回と歴代最多です。タイトルは21冠とこれも最多ですから
疑いようがありません。
まあこれは地元茨城の誇りでもありますかね。

それとJ2では長年下位をうろうろしていた水戸ホーリーホックが優勝してJ1昇格するなんて
夢のまた夢を見ている気がします。
何故これ程の変身が可能になったのか？
革命と呼ばれる戦術的な変化なるものは無い。
確かに堅守とカウンター攻撃、セットプレイは目を見張るものがありましたが
革命的ではなかった。他のチームと違う点は外人選手が一人もいないって事位かも。
若手とベテランが上手く嚙み合ったとも言えるが、これほどの変身は何処にあるのか
自分には分かりません。

ホーリーホックとは水戸徳川家の葵の家紋ホーリーホックから来ています。
いわば水戸ホーリーホックは、水戸徳川家の歴史と郷土の声援を背負って戦って来たとも言えます。
ケーズデンキスタジアムは、連日満員となるもJ1規格(キャパ1.5万人)を満足していない。
新競技場計画はあるが、建設費は200億ともいわれ。水戸市は及び腰となっている。
まあ難しい問題ですよ。財政は厳しいがJ１昇格となった地元チームは応援したい。けどお金は無い。
ケーズデンキに200億は負担出来ません。日立SSとかがバックに付けばと思いますが
関連企業はJX金属位です。
J1昇格も全てが万々歳ってわけにはいかないのです。