防衛力強化は必要悪

防衛力を強化して行くと岸田総理は言っています。
反対する人は多いですが、これは実に正しい。
防衛力軍事力が無くなるとどういう事になるか。
一番象徴的なのは、大東亜戦争末期にソ連（現ロシア）に北方４島を奪われた事が挙げられる。
あの当時日本は、ほとんど軍事力は破壊され、どのように戦争を終わられるか探っていた。
そして1945年8月、日本はポツダム宣言を受諾しました。そういう状況の中、日ソ中立条約が有効であったにも関わらずソ連が北方４島を強奪した。
本来、日ソ中立条約が有効なわけで、当然この行いは国際法違反である。
それでも敗戦国になった日本は、東京裁判で、戦争責任が全て日本にあると押し付けられ、
北方４島を強奪されても何も言えなかったわけである。
ソ連は日露戦争で日本軍がものすごく強い事を知っていて、戦争中も日ソ中立条約を守り、日本を攻めようなんてことは全く考えていなかった。しかし戦争末期、軍事力が無くなって、それならまず攻め込んでも勝てると判断して、北方４島を強奪したわけです。軍事力が無くなると国際法なんて全く意味をなさなくなる良い例です。
防衛力を強化すると又戦争をするのではと国民は考えますが、それでは防衛力がなくなって
日本の沖縄諸島に中国が攻め入って来たらどうするのか。軍隊が侵入してきてそこに居座って強奪されたままにされて良いのか。今中国と戦っても軍事力に差があり過ぎて、とても太刀打ちできません。
戦闘機などの戦力を比較すると、日本は直ぐに飛び立てる戦闘機は130機ほど。
対して中国はその10倍程の戦闘機が飛び立てる。まあ比較になりません。
大東亜戦争時と比較すると完全に逆転されています。
中国だって日本の軍意力が強大であれば、挑発などして来ません。
軍事力強化は正に必要なもんなんですよ。ＧＤＰの３％ほどの予算位当てても良い位です。