- 名前
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- 年齢
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- 群馬
- 自己紹介
- ソロモンフェチです。ソロモン諸島をめぐる日米消耗戦を小説にしています。生活は株投資、...
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アントニオ猪木死す
2022年10月01日 14:16
アントニオ猪木が亡くなった。アミロイドーシスという難病を抱えていた。
何回か闘病生活の様子をテレビで見たが、痛々しくて見ていられなかった。かつて
ジャイアント馬場とタッグを組んでBI砲とか呼ばれた時期もあったが、結局猪木は独立して
今の新日本プロレスを立ち上げた。そして興行的なライバル同士になった。
両者とも日本のプロレスをアメリカのそれに負けず劣らずの市場にまでした押し上げた功労者である。
競技スタイルも違うし、興行のやり方も違っていたが、心中ではお互いに認め合っていたと思う。
これで懐かしきあの当時のプロレスは伝説化した感じだ。
今のプロレスも好きだが、印象に残るプロレスはあの当時のプロレスだ。
外人レスラーも思い出深い。一番はフリッツフォンエリック、その他印象に残るプロレスラーはごまんといた。ボボブラジル、スタンハンセン、ブルーザーブロディ、バディロジャース、ファンク兄弟 いくらでも名前は出て来る。
この辺でアントニオ猪木のベストバウトと私が思っている一戦を挙げる。
確か全日本プロレスから移籍して来た第一戦だったと思う。そのレスラーは当時アメリカで一番のレスラー評価を得ていた。(同時代のスタンハンセンは日本を主戦場にしていたため、アメリカでの評価は低かった。)そのレスラーの名前はブルーザーブロディだ。今のプロレスと違い一時代前のプロレスラーは単純で強烈な技を持っていた。飛んだり跳ねたり様々な技を持っていたわけではない。先のフリッツフォンエリックもアイアンクローという強烈な掴み技であとは蹴ったり殴ったりだけ。ブルーザーブロディも然りキングコングニードロップの他はあまり技は無い。スタンハンセンも然り。ウエスタンラリアット以外見るべき技は無い。それでも強烈な印象をプロレスファンに残した。
ブルーザーブロディは猪木との初戦、正に絶頂期で、体力的にも峠を過ぎた猪木はつぶされてしまうのではないかという危惧感を私は試合前持っていた。それだけ基礎体力の差があったわけである。
試合が始まると、猪木はブルーザーブロディ用の戦い方をして来た。これは下段蹴りを多用した戦い方だった。これが終始猪木が優利な戦いが出来た原因となった。蹴りを多用されて足腰を責められ自慢のキックやニードロップまで封じられた。結局は決着はつけられなかったが、判定があれば猪木の勝ちだった。
これは戦った猪木自身がよくわかっており、試合終了後片手をあげて勝利宣言の雄たけびを上げていた。
正に格闘家猪木の本領をこの一戦に見たりである。名勝負は限りなく残した。極真空手との対戦もあった。その素晴らしい格闘家猪木も亡くなったか。
実際寂しい。アントニオ猪木には素晴らしい戦いを20年位見せてもらいました。
現役時代、体が擦り切れる位頑張ったあの雄姿。皆懐かしい。
元気があれば何でも出来る。その通りですよ。元気でいられる事がなんと素晴らしい事か。
本当にありがとうございました。
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