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「水曜日が消えた」レビュー☆

2021年06月30日 00:30

「水曜日が消えた」レビュー☆

中村倫也主演他。性格も個性も異なる“7人の僕”(中村倫也)は、不便ではあるが、平穏に暮らしていた。各曜日の名前で呼び合う彼らの中でも、“火曜日”は一番地味で退屈な存在。家の掃除、荷物の受け取り、通院・・・他の曜日に何かと押し付けられている。そんなある日、“火曜日”が朝目を覚ますと、周囲の様子がいつもと違うことに気付く。見慣れないTV番組、初めて聞く緑道の音楽・・・そう、“水曜日”が消えたのだ。水曜日を謳歌する“火曜日”だったが、その日常は徐々に驚きと恐怖に変わっていく。残された“火曜日”はどうなってしまうのか―。1人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わる7人の人格。最も地味でつまらない“火曜日”の視点で描かれる物語。そんなある日、“水曜日”が消えることから僕たちの終わりが始まった。

3/10点!!話のあらすじから「セブン・シスターズ」のようなサスペンスフルな展開になるのかと思っていたのですが、本当に一日を楽しみきれずに淡々と過ごすそれぞれの日常が描かれている穏やかな作品でした。ただ、各曜日が消えていくサインは各所に散りばめられていて、そこに気づければ中だるみしないかも。本作は7人が人生をどうしたいか、基本人格は誰なのかを理解していないのが肝で、そんな中で教授きたろう)が勝手に治療を進めない選択をしたのは違うかなと思いました。実際、不具合は生じたわけだし、基本人格が消えてしまったらしっちゃかめっちゃかになる恐れだってある。でも、本人が7人のままでという選択をしたということは今はその時でないということでもある。疑問だたのは、小学生から7人の生活を送ってきて、よく別の曜日と関わろうとせずにこれたなぁと、ただでさえ孤独を感じているのにそれは不自然かなと感じました。観察対象としては彼の人生がどうなっていくのか気になるけど、物語、映画としてはそんなに気にならないあっさりした作品でした。2020年公開。

このデジログへのコメント

  • まんかつ 2021年06月30日 08:40

    学期末試験中で、なかなか、コメできません
    ゴメンナサイ! でも、楽しく拝読してます

    SFっぽいストーリー 想像力を掻き立てる
    どうして 土曜・日曜日でないのでしょうね
    もし 給料日が水曜日なら…

  • ユリ 2021年07月02日 00:54

    > まんかつさん
    試験期間ももうすぐ終わりかな?夏休みも夏期講習と忙しいですよね。SFというよりは普通に人格障害の話でした。身近すぎるー。

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