- 名前
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- 年齢
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- 東京
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- ガツガツして欲しい貴女、他の方をお訪ねください。 まったり、ねっとりの専門店です。但...
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『コウノドリ』を観る 10
2017年12月15日 23:59
――『出生前診断』
ダウン症の赤ちゃんを
巡る幾つもの家族に
ひとつ一つの違う答
正解は見つからない
からこそ各々の答に
真正面から向き合う
「ダウン症でも幸せは感じています」
劇中の台詞だが、そうだなと思う。
ちょっとした知り合いだったが、そこの娘さんがダウン症だった。
あまり親しくしていた訳ではないので詳しいのとは違うが、確かにいつも幸せそうな笑顔だった。
「幸せ」というと、もう一人知っている。友人の妹さんの息子だ。
友人の妹さんはご主人のDVが元で離婚している。
息子が小さい頃から家庭は荒れていて、息子は言葉を発したことがなかった。
それがご主人の荒れる原因だったのか、夫婦の不仲が言葉を奪ったのか、或いは両方だったのか、声の機能はあるが、生まれてから1度も言葉を発したことがない。
ただ、笑顔が可愛い。
いつもニコニコ笑っている。
妹さんが離婚前、友人宅に避難をしていた。息子の病院に友人の嫁さんも付き添ったら、先生が
「この子(息子)は全部聞いてます。全部、分かってますよ」
と、云っていたそうだ。
憎しみが渦巻いているからこそ、父親を受け入れずに自分の自我に閉じ籠り、言葉を得ること叶わず、ただただいつも笑っている。
もしかしたら、人の心の1番純粋な汚れを知らない部分だけが100%?
その笑顔はあまりにも清らかだった。
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