- 名前
- ウルトラ7
- 性別
- ♂
- 年齢
- 63歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- ガツガツして欲しい貴女、他の方をお訪ねください。 まったり、ねっとりの専門店です。但...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
『コウノドリ』を観る 8
2017年12月02日 03:02
仕事を覚えて自信が
満ちると全部一人で
できるような錯覚に
陥ることはあるかも
知れない知れないが
だが……
医者の手技は失敗しても、次回の機会があるかも知れない。
だが、それは患者サンの命に関わることであり、失敗された患者サンに、次の機会があるとは限らない。
故に、医者は失敗してはいけない。
『コウノドリ』で繰り返し描かれる、命を扱う、預かる責任の重大さ。
生まれくるすべての赤ちゃんに、真正面から寄り添いたいサクラ。
生まれくるすべての赤ちゃんの、もしもをすべてなくしたい四宮。
情けと理―――
慈愛と冷徹―――
陽射しと寒風―――
一見、正反対に見える2人のアプローチ、こと命に向き合う姿勢には、全く同じ心情からくる熱意が脈打つ。
この“脈打っている”って感じが観ている分には心地よく、物語が胸に染み入る。
声を大にしたり強く云うことで、逆に伝わらなくなることがある。
サクラが熱血キャラだったりしたなら、『コウノドリ』、見られたモンじゃない。
綾野剛の抑えた丁寧なお芝居が、独特の雰囲気を醸し出している。
.
このデジログへのコメント
コメントを書く