- 名前
- 松田文学男爵
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 僕はアンドロイドなんだ。 アンドロイドだって夢は見る。 でも、それはキミたちのように...
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女性がいる部屋
2017年07月16日 23:28
今の家に引っ越してきたのは震災の前の年の6月13日。
新築ではないけど、わりと新しい家で、前の住人が何者か、なぜこの家を出たのかわからない。
引っ越して最初の頃、昼間に二階でバタバタと走る音がよくしていた。
誰もいないのだからこの足音はうちが原因ではない。おそらく隣の幼児が走り回っている音が反響して聞こえているのだろう、と推理していた。
それと、両親がリビングルームのドアのすりガラスの向こうで誰かが動いている、とよく言っていた。
誰もいないのだから、おそらく、外で人や車の通る影が反射しているのだろうと推理していた。
今でもこれらに関しては間違っていないのではないか、と思う。
今では足音はしないしドアはインコが飛び回って遊ぶために開けてある。
足音がしなくなったのは隣の子供が大きくなったからだろう。
ただ。
最初の頃、夜中に二階の自分の部屋を出て、トイレに行ったとき、トイレの向かいの部屋をふと見たら、髪の長い女性が横向きに立っていた。
距離にして1メートルくらいのところ。
あれほど近くで接近遭遇したのは初めてだ。
夜遅くバイクで帰ってくるときに電柱とか交差点なんかによく立っているのだが、通り過ぎるだけだからたいして気にはしないが、トイレの前とかはさすがにビビった。
よくあるパターンですぐに消えてしまったが。
でも二階でバタバタ走り回るタイプとは思えないので足音の原因ではなかろう。
その後、その部屋は片付けて仕事に使ったりして、今はちょっと物置みたいに散らかっていて人が立つスペースがない。
女性見たのもそのときだけだし、たぶんもういない。
この前バルサンたいたし。
ファブリーズとバルサンは清めという意味で効く。
今はもう何もないです、たぶん。
ここより前の家の方が怖かったけど。
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