- 名前
- 松田文学男爵
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 僕はアンドロイドなんだ。 アンドロイドだって夢は見る。 でも、それはキミたちのように...
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昨日の続き
2017年07月10日 17:40
暑い。
昨日書いた神学者の話は、ちょっと補足しておくと、
ああいう托卵話みたいなのが当時は結構あって、しかもそれが発覚した際には命にかかかる事態になることが多かった、という事情があります。
よく映画とかで私生児が修道院に預けられるみたいな話があるけれど、実際にそういう事情が多くて、日本でも同じようことはあったわけで、ああいう世間とは隔絶した宗教施設が、世間の価値観からはみ出た人たちの救いの場になっていたことは間違いない。
不思議なもので、姦通なんいうのはキリスト教的にはとんでもない罪なわけだけれど、でも、その罪を認めつつ救いの手段を用意しているわけ。
意外に日常レベルでは物分かりが良い。
SF作家のヴァン・ヴォークトが提唱した「正義の人」という概念がある。
一見すると非常にまじめで正しく、女性からすると「まじめでいい人」なのだが、実は自分の価値観を絶対の正義と思っているので、結婚するとDVに走る(教育してやるという発想)タイプ。
このタイプの人間がいろいろと面倒を起こしているので誤解されやすいが、中世人の価値観というのは面白いですよ。
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