雑談-1

キツネとタヌキ。と言っても騙し合いの事ではありませんよ。皆さんも食べたことがおありの事と思いますが「きつねうどん」と「たぬきうどん」の事です。ご存知の様にキツネは稲荷からきた狐ですが、じゃタヌキは何処からきたのか。
その頃からうどんにはただのも「かけうどん」と「きつねうどん」それと天婦羅うどん」がありましたが、天婦羅を揚げると必ず揚げ玉なる物が出ますよね。天婦羅うどんの場合、無論衣の中の海老は歯応えも良く美味しいですが、それと同時に衣から溶け出てくる油の香りと油が作り出す甘みというかまろやかさが汁の味を変えますよね。そこが一寸キツネとは違うところで、
天婦羅を揚げる時に出てくる揚げ玉を入れてみると、これが値段も安く結構評判良くて庶民に受けた。
そこで名前の由来ですが、天婦羅の種が入っていない事から"タネヌキうどん"から
"タヌキうどん"になったそうな。