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生い立ち~17歳(修学旅行~自分を見つめ直す編)

2016年03月08日 00:04

昨日の続き、修学旅行編ですね。


B子ちゃんは、まだ知り合って2日の私を気遣ってくれるほど優しい人なのに


私が嫌がらせしたことも責めないで、一緒に自由行動で協力してくれて


本当にいい人っていうのを、初めて経験したんですね。


だから、彼に振られて悲しかったけど


まずはB子ちゃんに謝ろうと思って、旅館でお部屋を訪ねたんです。



私「あの・・・覚えてるかどうかわからないけど・・・」



って感じで、1年生のときの壁新聞を蹴っちゃったことと、心無い言葉を浴びせてしまったことを

心から謝りました。


B子ちゃんは驚いた顔をしてたんですけど、

本当に忘れていたみたいで(あるいは、私なんかに気遣ってくれて、忘れたふりをしてくれた)

B子ちゃん「覚えてないから、気にしないでいいよ~」

って言ってくれたんですね。


ちなみに、このB子ちゃんは

今も交流があって、良きママ友でもあります。


そのまま、B子ちゃんが相談に乗ってくれて

B子「Kくん(彼のことを仮にこう名付けます)に何か言われたの?」

と聞いてくれたのを合図に、起こった出来事をそのまま話したら


B子ちゃん「私に謝ってくれて、私が許してるって知ったら
すぐにそういう態度とらなくなるよ。Kくんってそういう人だから」

と言って、携帯ですぐにKくんに電話してくれました。



(電話番号知ってるんだ、いいなぁ・・・)


と思ったのもつかの間


B子ちゃん「電話、変わってって言ってるよ。はいどうぞ。」


と、B子ちゃんから携帯を渡され、緊張しながら電話に出ると


Kくん「ちゃんと謝ったんだってな。見直した。」



と、お褒め?の言葉を頂いて泣き崩れる私。



心配したB子ちゃんが

「とりあえず、私の部屋に来なさいよ!!圭子ちゃんこんなに泣いてるんだから

少しはあんたも責任感じてよね!」

と、半ば難癖をつける形でKくんをお部屋に呼び

急遽私と2人きりにさせてくれることに。




部屋に来てくれたKくんは、お菓子やらジュースやらを手にいっぱい抱えて

何も言わず、私の目の前に出してくれて


Kくん「好きな飲み物、自由に飲んでな」

と、ぶっきらぼうに言うと


Kくん「ちゃんとB子ちゃんに謝ったって、なかなか簡単に出来ないよな。
お前、凄いな」


と、褒められてるのかどうか微妙な会話が始まりました。




当の私と言えば、緊張してるし会話は思い浮かばないし


何も話せず、目すら合わせられず・・・




でも、色々と私を気遣って話してくれるのが嬉しくて


もう、Kくんの虜なわけですよ。



4日目の帰路は、どう帰ってきたのか思い出せないくらい

上の空でした。






修学旅行の後から、私の日課が出来て



休み時間のたびに、4組からB子ちゃんのいる8組に遊びに行くわけですよ。


最初は私が来ることに、クラス違和感アリアリでしたけど

1週間もすると、普通になって

B子ちゃんが気遣って、Kくんに話を振ってくれたりして

そのまま、クラスに溶け込ませてもらった感じでしたね。


どうせなら、同じクラスになりたいって思い始めたのもこの頃で


思い切ってKくんに相談してみたら


Kくん「先生に言えば、どうにかなるんじゃないの?
聞いてみるか?」

と、そのまま私の手を引いて職員室に行ってくれたり。


私は私で
(手つないでる!?ヤバい、興奮して鼻血出そう・・・)

と、変な想像していたり・・・




原則、2年から3年はクラス替え無しだそうですが


進学希望の変更なども考慮して、テストの結果次第で
クラス替えがあると先生から聞いたときは、嬉しくて失神しそうでした。


Kくん「成績良かったら、変更ありだって。頑張れ!」


って言って貰えたときは、天に昇る気持ちでしたね。





つまらない私の人生が、初めて輝いた気がしたんですよね。



ただ、忘れもしないこの日


自宅に帰ったら、車庫で母親に首を絞められて失神して

おしっこ漏らしたんですよね・・・




気づいたら朝で、おしっこ漏らしていて


失神している間に蹴られたりしたみたいで、体中痛くて


学校では天国だったのに、自宅では地獄っていう


嫌な思い出になりました。




でも、虐待されていることはKくんに言えなくて


Kくんにバレるまで、私から言うことはありませんでした。


首にもあざが出来ていて、

どうにか誤魔化すのにコンシーラーを塗ってみたりして

何とか学校に登校しましたね。



誰にバレてもいいから、好きな人にだけはバレたくなくて

精一杯、彼の前では笑顔でいました。



ただ、私の様子をおかしいと感じていたんでしょうね。


この日を境に、彼がグッと距離を縮めてきてくれて


登下校が一緒になったんですよ。


正確には、私に合わせて登下校を一緒にしてくれたんですよ。



朝、乗る駅が一緒だったので

改札でいつも待っていてくれて

教室に入るまでは、ずっと一緒にいてくれて

帰るときも、下駄箱の前でいつも待っていてくれて


同じ4組のクラスメイトから
「よりによって、8組のブサイクに乗り換えたアホ女」って呼ばれてました。



別にブサイクじゃないし、優しいし

よっぽど言い返してやろうと思いましたけど

Kくんと付き合ってるわけじゃないし、私が何かしでかして、Kくんに迷惑がかかるのが怖くて

何も言い返せずでしたね。



Kくんは焼肉屋さんでアルバイトをしていて、

お金を貯めて、車の免許を取るときに使う!とか

車を買うときに使う!っていつも言っていて

そんな姿を見ていたら、私もおじさんダマしてお金もらうのが恥ずかしくなって

アルバイトを真面目にしよう!って決意したんですよ。


その日の帰りに、Kくんの焼肉屋さんから一番近くにあった「酒屋」で

たまたま「アルバイト募集」の張り紙を見つけて、そのまま履歴書も持たず



私「あの・・・アルバイト募集してますか?」

って、アポ無しで突撃しました。



このときに対応してくださったのが、酒屋の社長さんだったんですけど

そのまま普通に


社長「真面目にやれる?アルバイトは初めて?肉体労働が多いから、女の子にはキツいかもしれないよ?」

と、簡易面接開始。


私「わからないけど、頑張りますから
働かせてください!」


社長「わかった!じゃあ、採用!!明日でいいから、履歴書書いて来てね。細かいこと決めるから。」



と、その場で採用されました。



帰り際に「アルバイト募集」の張り紙見たら


男子18~60歳、車免許ある方


って書いてあったんですよ。



そもそも、私って面接する資格すらなかったんですよね。


社長曰く「情熱を信じた」そうです。




そのまま、おばあちゃん家にまっすぐ帰って

私「明日から、酒屋さんでアルバイトするよ」

って報告したら、すごく喜んでくれて。


女の子だから、あまり遅くなったら危ないからねって

何度も心配しながら、自分のことのように喜んでくれました。


Kくんがアルバイト終わったくらいの時間を見越して、おばあちゃん家から電話してみたら

Kくん「良かったな。明日から頑張れな。」

と、背中を推してくれました。



ただ、履歴書を書いたことないって伝えると


Kくん「明日の休み時間に、書き方教えるから」


と、意外にも優しい回答。



嫌われてるとずっと思っていたので、私にはすごく嬉しい一言でしたね。




ただ、何も知らないって怖いもので

履歴書自体を準備しないで学校へ行くんですよ。



それを見越してか、Kくんが履歴書を準備していてくれて


休み時間だけじゃなく、お昼休みも手伝ってくれて

やっとこ履歴書を書き上げたのでした。



私「Kくんの焼肉屋さんの近くの○○酒店ってお店だよ」

と伝えると


Kくん「お~!?お店にお酒配達してくれてる所じゃんか。
そのうち配達になるかもな」


と、これまた優しい回答。



そうか、お酒を配達するかもだから


お店に堂々と行けるかもしれないんだな。

と、心にやましい野望を持って

アルバイト生活が始まったのでした。




とりあえず、表ではここまで!

続きは裏に書きますね。




掲載元
http://www.jituwang.com/uploads/allimg/130512/260285-13051204355528.jpg

このデジログへのコメント

  • JSHINさん 2016年03月08日 01:16

    彼氏もB子さんも何ていい人だろう
    イチゴさんもとっても可愛いですね

  • いしひろ 2016年03月08日 09:35

    んー 甘酸っぱい乙女心開花~かな?

    はぁでも家帰りたくないね。( ´△`)

    では、続きに行きます。

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