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生い立ち~19歳(大学1年・親友との出会い編)

2016年03月16日 09:38

先週からの続きですね。


大学生活は、私の人生で一番濃く、素晴らしく、楽しく、笑顔の絶えない4年でした。


語ると長くなるかなと思います。

なので、表では大学生活を

裏では社会人編を同時進行で書いていこうかなと思ってます。




あまり計算などの得意でない私は、なるべく計算の類から避けようと


経済分野に進みました。



と言っても、金融論だとかミクロ経済学マクロ経済学などの

「頭で理解して、経済がどう動くか」

「経済の根本労働である、が、労働根本生命の存続である」


などの、文章から取り掛かる経済学です。




現代語だとか、小学校の道徳の教科書とか


何かしらのストーリーを読むのは大好きだったので


読んでやんわりと理解して、そこから実践で学ぶのも

私には合ってるんじゃないかって、安易な考えからですけどね。




なので、必修科目以外の単位取得は


そっち方面に偏りましたね。




2限目に重要な授業が多くて、5限目は語学の時間が多かったですね。



授業ごとの単位なので、途中に空きも出来たり


その間は、留学生と交流して英語を教わったりと


高校生活よりも、ノビノビとした時間ばかりでした。




Kくんは日本人お友達よりも、外国のお友達のほうが多いくらい

留学生といつも交流していて

インドネシアの子と楽しそうに英語で会話したり

韓国の子と授業の話をしたり


私は最初は、それを横で見てるだけでした。



英語、話せないですからね。



そんな私でも、いつも一緒にいるからか

段々と会話するようになって、色々と教えてもらって

今は軽い会話なら、英語で賄えます。


幼稚園児の娘と会話する程度から進歩してないですけどね。



後に娘を出産する、生涯の大親友とも

この大学で出会いました。




いきなり突き倒されたのが、最初の出来事でしたね。


「You aren't suitable forhislover!!」
(あんたは彼の恋人らしくないわ!)


と、宣戦布告されましたね。



何でも、私はオドオドしていて笑顔で誤魔化して

いつも彼にくっついているだけの存在だから

彼がどこかへ羽ばたこうと思っても、あなたが邪魔をしているから

彼が自由に何かに取り掛かれない。というのが彼女の言い分で・・・






(そのとおりじゃね~か!!)

と、私自身も心の中でそう思いましたね。



たしかに、人と交流するようになれましたけど

Kくんのようにフレンドリーだったり、真面目なシーンだったり

そういった交流の上手さを持ってなかったので

とにかく笑顔でいれば、誰とも敵にはならないだろうって思ってまして。




それでも、私は私で(Kくんを取られてたまるか!)という思いもあったので

何かされたら、やり返す


そんな日を2ヶ月くらい過ごしました。




そんな私たちが、仲良くなれた理由は


彼女も寂しい子ども時代を送っていたことを、話してくれてからでしたね。




形は違うけれど、同じく家族を持たず

それでも頑張って勉強して、どうせなら一生行かないかもしれない国に留学しようと思って

日本に来た事を聞き、


(私なんかより行動力もあるし、すごいなぁ)と思い始めたのもこの頃でした。



今は我が家にいる娘も、やっぱり親子なのでしょう

仕草などは彼女にそっくりです。


叱られたときの、しょんぼりした態度や

何か美味しいものを食べたときの、手を頬に当てる仕草

怒ってるときの言葉のアクセント

愛しいKくん(パパ)の写真を眺めるときの、柔らかい笑顔などなど。




表情豊かで、探究心が強くて


日本人には無いな、何かを求める姿勢は見習わないとな


と、いつも思ったものです。




彼女の生い立ちを聞いた後で、私も彼女に自分の生い立ちを話し


お互いがお互いを少しだけ知った後は、


少しずつ仲良くなり。



1年が終わる頃には、いつもお互いのアパートを毎日行き来していました。


私がアルバイトの間に食事を作ってくれたり


雨などが降ったときは、傘を持って迎えに来てくれたり


Kくんも一緒にいてくれるときは、私が怒らない程度に彼に甘えたり


今思えば、このときから(私が彼女だ!)と決めず

Kくんをシェアしていた気がしますね。


悪い気は自然と起きず、Kくんに抱きついても私は別に怒らず


恋愛を超えた何かが、彼女と私の中で出来上がっていたのかもしれないですね。



いつしか彼女は、私を妹と公の場で呼ぶようになり


遠く離れたイギリスお友達などに電話するときも


親友「Mysis by myside,wanna talk with her?」
(妹が隣にいるわ、話してみる?)


と、イギリスお友達と私をいきなり電話させたり

私もたまにおばあちゃん家に行くときに、彼女を連れて行ったり

本当の姉妹以上に、仲良しでした。




どこかへお出かけも、3人でいるのが多くなり


お買い物だとか、温泉だとか

Kくんは色んなところに私たち「姉妹」を連れていってくれましたね。




21世紀に切り替わる瞬間は、3人でアパートにいて


私たち姉妹がKくんのほっぺにチューしながら記念撮影

忘れられない瞬間を、共に過ごしました。




あんなに仲の良かった3人なのに


今はもう、私しかこの世にいないなんて


世の中は難しく、不条理で


不平等ですね。




いい人はもっと長生きできないとね。


きっと神様が気に入って、連れて行っちゃったんでしょうね。

2人とも素晴らしい人でしたから。




私は私で、やらなきゃいけないことがあるから


こうやって生きていられて、子どもまで彼女から授かったんでしょうね。




毎朝、寝坊しそうな私のところへ迎えに来て

親友「It'sfinevery very happy day! Wake up!」
(晴れていて素敵な日よ!起きなさい!)

と、今の娘がまさにこの通りに起こしてくれますけど


親子なんでしょうね。

前向きなところ、私に優しくしてくれること

私だけじゃなく、人に優しいところ


まるで彼女が幼くなって帰ってきたような気持ちになったりします。




さてさて、大学1年編はこのへんで。


明日の表は大学2年編の予定です。




掲載元
http://img03.tooopen.com/uploadfile/Downs/images/2011/12/10/sy_20111210160603576042.jpg

このデジログへのコメント

  • いしひろ 2016年03月16日 10:19

    なんか良いですね~♪
    学生って言うか人生謳歌してる感じが伝わる。そっくりなんですねお母さんと、でもこれからはいちごちゃんに似てくるかな!!
    では、裏に行きます。バイチャ

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