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書籍紹介:話し方で「成功する人」と「失敗する人」の習慣
2016年03月02日 23:46
今日の紹介は、松橋良紀氏の著書です。
■話し方で「成功する人」と「失敗する人」の習慣
■松橋 良紀(著)
私がかつて営業マネージャーをしていた頃、売れる営業マンと売れない営業マンの違いは、トークとは違う部分にあると感じていました。
同じ内容を話していても、話し方をちょっと変えるだけで、伝わり方が大きく違ってきます。
本書ではついやってしまいがちな「相手に悪い印象を与えてしまう話し方」と「いい印象を与える話し方」を対比させてわかりやすく解説されています。
具体的事例も豊富で、実践にも応用しやすい本です。
それでは特に参考になった話を紹介していきます。
●心をつかむのが上手い人は、印象に残るほめ方をします。
「そうそう、この人はよくわかってくれてる」、そのように思われるほめ方をしてくれます。
今見えている一面だけで、相手の印象を決めつけないのです。
例えば、おとなしい人に対しては、見えている部分の逆の話をします。
「とてもおとなしい性格に見えますが、先程のお話で、とても情熱を感じました。内面には、すごい熱いものをお持ちではないのかと思いますが?」
すると、「え?そう見えますか?そんなことはないですよ」とか言いながら、まんざらでもない表情をする人がほとんどです。
(P36~37引用)
見えている部分と逆の話をされると、「この人はよく見てくれているな」と好印象を抱きます。
私自身も以前「吉田さんはニコニコされてますが、その中で実は強い意志をお持ちな感じがします」と言われて、嬉しかった覚えがあります。
この話し方は相手の心を掴めますね。
●相手に警戒心を与えずに質問する方法、「承諾法」と「間接質問」を使いましょう。
「承諾法」は、相手の承諾を得てから聞きたいことを訪ねる方法です。
「ちょっと~について、お聞きしてもいいですか?」
こう言うと、遠慮して気を遣っているニュアンスが伝わります。
「間接質問」は、聞きたいことをあえて遠回しに質問する方法です。
例えば、次のように使います。
「お仕事は何をしていますか?」
→「お仕事はどんな関係のことをされているんですか?」
このように、「関係」という言葉を使って、特定しにくい程度の枠組みを聞くところからはじめます。
そこから、丁寧に深掘りをしていけばいいのです。
ちょっとした言い回しを変えるだけで、相手から「ずうずうしくない好印象」を抱かれるようになります。
このデジログへのコメント
確かに基本的には気づいたことを褒めますけど、
ビジネスの最初のときは第一印象と逆のことを指摘できるといいかもしれませんね!
勉強になります!
タカ25さん:そうですね(^^)相手をよく見れる人になりたい。
一期一会!さん:私も失敗します(笑)話し方が下手で(^^;)
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